ドクターヘリ,ドクターカーが忙しいとTECCMCはさらに忙しい・・・決して毎日がバタバタしているわけではなく,穏やかな時間が流れる日もあります.さて,本日は??
1;「痙攣,意識なし」でヘリ覚知同時要請
⇒救急隊とほぼ同着でヘリ対応.
2;「痙攣,倒れて意識無し」でヘリ覚知同時要請
3;「痙攣,意識朦朧」でヘリ覚知同時要請
⇒ほぼ同時に2事案要請.
2でドクタードロップし3へ向かうプランで離陸します.
幸いにも3の事案が軽症キャンセル.
2の事案はヘリ先着.
4;「様子がおかしい.呼びかけに反応なし」でヘリ覚知同時要請.
⇒ランデブーポイントから支援車で現場へ.
救急隊とほぼ同時に現場到着.
心停止を防止です!
5;「小児,ぐったりして様子がおかしい」でヘリ覚知同時要請.
6;「心疾患あり.突然倒れた」でヘリ同時要請.
⇒4の事案対応中に5の要請.
5にはドクターカー出動させ,ヘリ対応可能までの医療介入を目指します.
4の事案を病院搬送完了.
と同時に5の事案は軽症キャンセル.
7;「痙攣.様子がおかしい」でヘリ覚知同時要請.
8;「練炭.意識無し」でヘリ覚知同時要請.
⇒2事案とも同じタイミングでのヘリ要請.
7をヘリ,8をカー対応で各々出動します.
現場から痙攣を止めることはやはり重要です.
8件全てが覚知同時要請でした.ヘリ搬送,救急車搬送,早期医療介入は某かの有効性を発揮しています.覚知同時要請だからこそ,ヘリ,カーの融合ミッションもあり,様々な対応方法が生まれてきます.消防の皆様のご理解とご協力により,しっかりとしたシステムが根付きつつあります.
ヘリ,カーがこれだけ出動すれば・・・センター内は言わずもがなでした・・・本日もお疲れ様です.
同じ但馬地方でも海と山では景色も気温も違います.フライトドクターOJT中の佐々木先生は初めて見る鳥取砂丘に喜んだり,突然の揺れに“ギャ〜っ”だったり,本日も賑やかに業務を遂行されました.もちろん,患者さんも乗っていない帰投途中での出来事です^^;