2012年1月17日火曜日

1月17日 17年前の今日

1995年1月17日午前5時46分 阪神淡路大震災は起こりました.その当時,現TECCMCの救急医達はセンター長が研修医1年目,他の医局員の先生達は学生でした.しかし,6434名の死者を出したこの大災害を誰も忘れていません.日常の救急医療の先に災害医療はある,平時に出来ないことは有事にも出来ない,我々は日常の救急医療,救急業務を大切に,日々努力,邁進することを忘れてはなりません.

神戸の今.復興と共に風化させてはならない事があります.



本日のドクターヘリは7件出動,ドクターカーは5件出動.

ヘリ担当は三浦先生,長嶺先生,濱看護師.
・覚知同時要請 5/7件
・要請キーワード
   突然の四肢麻痺×2
   呂律が回らない
   突然の意識消失
   交通事故で車両大破
・現着後要請 2/7件 理由は・・・
   かかりつけ病院の情報収集に時間を要した
   交通事故の状況が不明
交通事故事案では2名の傷病者.赤の1名をヘリ搬送,黄色の1名を長嶺先生同乗で救急車搬送です.病院前救急診療を非常に有効に活用いただいております.

カー担当は小林センター長(午前),山邊先生(午後〜夜).
・覚知同時要請 4/5件
・要請キーワード
   呼吸困難
   痙攣
   意識無し
   交通事故で車両大破
・現着後要請 1/5件 理由は・・・
   119番通報の内容では意識あり.でも現着するとショック!

1分,1秒早い医療介入が患者さんにとっていかに重要か.もっともっと精度を上げつつ,救急隊と共に「質の高い」病院前〜病院内救急診療を確立したいと思います.


こんなまとめ方もたまには良いでしょうか.文書だけでは味気ないので,今日の1枚・・・

濱フライトナースです.
フライトナースの責任者です.
頼りにしてますよ^^;