2012年12月6日木曜日

12月6日 ドクターヘリ運航実態調査

本日はHEM-Net,厚生労働省がドクターヘリ運航実績調査に来られました.

目的は「全国のドクターヘリの運航実態が,各運航基地病院や地域の事情を反映してかなりの多様性を示していることから,ドクターヘリの今後のより良い運航の在り方を探りまた,ドクターヘリ相互の円滑な連携の在り方を検討するためのデータ収集」だそうです.

調査項目(大・中項目)です.
1.共通質問事項
(1)組織運営体制
(2)ドクターヘリ搭乗医師・看護師の教育・訓練
(3)関係機関との連携
(4)装備の管理
(5)ドクターヘリによる診療業務
(6)DMAT関係
2.特定質問事項
 他科医師・看護師応援,共同運航,ヘリポートまでの距離が長いなどの施設向け

当施設は「1.共通質問事項」の項目についてのみの調査です.各々の中項目に多岐に渡る質問・調査事項がありましたが,2010年4月からの運航実績などを含め,資料を提出しております.

調査報告はHEM-Netがまとめられ,公表される予定です.本日は,こんな調査がありましたの報告ですが,ドクターヘリ事業が地域救急医療に最大限貢献出来ているか否かを検証する必要があると感じました.そうすると「飛びすぎ」ではなく,「活用されなさすぎ」という言葉が出てくるはずです.基地病院の質共々,この問題も検証する時期ではないかと個人的に感じる今日この頃です.


本日の1枚.青空のランデブーポイント.