今回は事例報告を元に議論を行いました.いわゆるcase based studyの方式です.
・現場からランデブーポイントへの搬送中にCPAに陥った事案では,ドクターヘリが現場直近あるいは他のランデブーポイントに着陸して,救急車との接触を早めることは可能であったか?ランデブーポイントの設定では散水も考慮しなければならず,早期医療介入との天秤で悩ましいこともある.
・脊髄振盪,脳震盪の事案における観察,処置について.
・内因性疾患に対するヘリ要請の確認.もっと要請事案はあることが確認されました.また,外傷事案含め,搬送先病院選定の問題も浮き彫りになりました.
・多数傷病者事案では,一度ランデブーポイントに傷病者を集め,搬送方法,搬送先などを決めたい.
などなど,有益な議論ができました.
キーワード方式のもっと積極的な活用,現場判断によるBESTな医療の提供,そのために必要なら躊躇無く「ドクターヘリの活用」を再確認しております.
お集まりいただきました皆様,お世話になりました.今後ともよろしくお願いします.
日本海側の夏の風景.
青い海と海岸線.
鳥取平野と久松山.
但馬の雲の上と但馬空港.天空の空港??
ランデブーポイントの二人.
運航終了後の一人.ゼンマイ仕掛けらしい・・・
もうすぐ7月も終わりです.でもまだまだ暑い熱い夏は続きます.今年も皆,良い色に焼けながら頑張っております!