通常のドクターヘリミッションではランデブーポイントで救急隊とドッキングします.しかし,早期医療介入の必要性など様々な理由から現場直近着陸を選択することもあります.もちろん安全運航が最優先の上でです.
休耕田,堤防上などへ着陸,医療スタッフは現場までダッシュ.外傷初期診療,内因性疾患のABC安定化などが行われます.
崖下の岩場までは医療スタッフもPPE装着.ロープで下りての気管挿管.
救助の邪魔にならないように呼吸管理.そのまま崖上まで上げて堤防上のドクターヘリまで.
11月に入ってからもこんな事案が散見されます.成熟してきたキーワード方式による早期要請.救命効果,後遺症軽減効果を発揮しています.