2019年3月14日木曜日

3月14日 多数傷病者事案に対応する

連日のように重症外傷事案が搬入されます.医療スタッフは全力で救命,社会復帰に向けて患者さんが回復されるお手伝いをします.

乗用車同士の事故など一度に複数,多数の傷病者が発生することもあります.現場から医療スタッフが救急救命士と共にトリアージ,治療を行うことの有効性はもはや論じる必要性もないと思います.そのためにはドクターヘリを現場直近に着陸させることも必要になります.消防,警察,場合によっては道路公団の方々に安全を確保していただき着陸です.ドクターヘリにはフライトドクターが1名追加され,現場から最大限の治療を開始します.



現場の場所によっては複数のドクターヘリを参集させることもあります.当方のドクターヘリスタッフが早期に現場介入を行い,他のドクターヘリと協働して患者をTECCMCへ集中搬送です.この日も鳥取県ドクターヘリとの協働でした.お世話になりました! 消防の方々も慣れたもの,ランデブーポイントに傷病者を乗せた救急車を集結させ,搬送トリアージも行います.


普通は分散搬送を考えるのでしょうが,北近畿エリアで外傷診療に長けているのはTECCMCのみ.よって外傷事案はTECCMCへ集約します.重症外傷が5例並列になることもありますが,外傷センターでもあるTECCMCでは問題なし.この日も手術にIVRにと救急医は総動員でした.

手術といえばハ〇キルーペ,良いです!使えます!!術野の拡大が丁度良い.絶賛しながらセンター長は手先を動かし続けます.


ハ〇キルーペと言えばお約束.某まつ〇先生による強度テストが行われました.連続出動でお疲れのようでしたが,強度テストは張り切って・・・



ま〇い先生,手加減というかお尻加減をちゃんとしましょう.

病院前から病院内まで,活き活きとしたスタッフが地域を守ります.