2019年3月31日日曜日

3月31日 2018年度終了

2018年度も粛々と業務に邁進しました.ドクターヘリ事業もドクターカー事業も件数ではなく,どれだけ地域に貢献できたかが重要です.2018年度の効果を早速検証したいと思います.


年度最終日はドクターヘリ担当がセンター長,和田先生,中尾看護師,ドクターカー担当が後藤先生です.




年度末も変わらない業務,お疲れ様でした.

記念に機長さんが当センター仕様のミニチュアドクターヘリを作成してくださいました.ありがとうございます!









2019年3月30日土曜日

3月30日 TECCMC's壮行会

卒業おめでとう!次のステップ,場所へ「飛んで行け!」いつまでもTECCMC's FELLOW.


大江先生.常に冷静かつお茶目なAcute Care Surgeonです.体調の関係で志半ばで卒業です.もっともっと一緒に手術したかったですね.


上田先生.常にセカセカと超早口と小声で喋りながら手を動かすAcute Care Surgeonです.単身赴任でしたが良き親父であり,楽しいおっチャンでした.大学の外科でストレス溜めないで下さいねー.


最後の外傷手術では術衣のズボンが!安心して下さい,はいてましたから.と手術用ガウンのまま歩き回ってました.


佐藤先生.常に明るく前向きないじられキャラな小児科医です.佐藤先生の行く場所行く場所,場が和みました.まさにゆりかごから墓場までの救急医療を修得しました.都会の空気,雰囲気に染まらないで下さいよ.


原先生.後期研修医1年生から救急科専門医を取得し,最後はファーストフライトドクター,IVR術者まで成長した当センターで育った救急医です.患者を救う武器を手に入れ,磨くために飛んで行きます.全く違い環境はストレスで体重減少いや暴飲暴食から急増でしょうか^^


そしてTECCMCの立ち上げ,ドクターヘリ事業の立ち上げ,発展に頑張ってくれた清水真美子看護師も卒業します.2013年6月にはカメラが密着,「女優」デビューも果たしました(http://teccmc.blogspot.com/2013/06/626.html).センター長他,前職場から15年近い付き合いのスタッフもおり,新たな出発に元気よく背中を押します.そう言えば本ブログでも面白キャラで沢山取り上げてきましたね^^


桜咲く季節,大切な仲間が旅立ちます.みんなHappyであって欲しいものです.


今日も昼夜問わずTECCMCは病院前にセンター内に集中治療室内に全力で医療を提供しています!














2019年3月29日金曜日

3月29日 お疲れ様,鳥取県ドクターヘリ事業

連日の緊急手術,外傷手術,IVRが続きます.年度末,センター長を筆頭に勤務スタッフ一丸で対応です.


そんな2018年度末,昨年1月から始まった「鳥取県ドクターヘリ事業支援」が本日3月29日をもって終了しました.基地病院である鳥取大学医学部附属病院にセンター長,松丼先生,後藤先生,前山先生(2018年9月まで)がお邪魔しました.公立豊岡病院ドクターヘリ事業のノウハウを余すところなくお伝えしました.


ドクターヘリは飛べば良い,動けば良い,乗ることを楽しむものではありません.飛ばすための運航要領,消防との関係性構築,運航会社との信頼関係構築などなど膨大な準備が必要になります.現場に出れば病院前救急診療学の奥深さ,病院搬入後の対応,時間を意識した引き継ぎ・診療の継続など伝わったでしょうか.

他の組織,事業立ち上げを経験,お手伝い出来たことは当方にとって貴重な機会でした.また何よりも同じ山陰地域で連携が深められたことは何事にも変えられない宝物でもあります.




本間教授,生越先生はじめ鳥取大学医学部附属病院のスタッフの皆様,ありがとうございました!今後ともよろしくお願い申し上げます.





2019年3月22日金曜日

3月22日 盛り沢山の会議,研修会の1日

ICU内緊急開腹に,外傷に伴うIVRと本日も臨床はいつもの調子.勤務中のスタッフは全力で救命に取り組みます.

そんな1日ですが,本日は重要な会議,研修会の日.
午前中は「ドクターヘリ運航調整委員会」.当ドクターヘリ事業に係る重要事項を決定,多機関に周知する場になります.今回は安全管理部会を当委員会内に設置し,安全管理委員会を各消防本部別症例検討会時に開催することに決まりました.今までの取り組みを明文化しただけの話ですが・・・

午後からは「ドクターヘリ安全研修会・全体症例検討会」.プログラムは・・・
1)事業報告(センター長)


9年間のドクターヘリ事業の年次推移,効果を報告しています.当初から現場主義,集約化への取り組み,時間を意識した事業であることが示されました.またその取り組みの効果でしょうか,地域住民の皆様への有用性,有効性も科学的に証明されています.

2)基調講演(星城大学 北野達也教授)



「コミュニケーションスキル強化の新たな手法」と題してご講演を賜りました.航空事業,医療業界にとってコミュニケーションスキルはヒューマンエラーを防ぐ一つの方略になります.1時間,多職種でしっかりと学ばせていただきました.

3)ワークショップ(東京海上日動メディカルサービス)





「ワークで学ぼう!みんなSBAR」と題して参加者全員でグループワークを行いました.救急隊からの特定行為指示要請内容,ドクターヘリ実事案,現場直近着陸実事案を取り上げ,実際の報告内容,伝え方をSBARに準じて研修しました.


同じ知識を持って,情報共有の環境,心構えを持つことはドクターヘリの安全運航はもちろん,日常の救急医療体制の質の向上にも寄与します.いや〜,めちゃめちゃ満足度の高い研修会でした!

ご参加いただいた皆様,ありがとうございました.

そして夜間は「但馬地域メディカルコントロール協議会」が開催されました.当センターからは会長であるセンター長,委員の濵上先生が出席です.救急活動プロトコルを先日の救急救命士研修会をふまえて改定しています.12誘導心電図,人工呼吸器の使用,ターニケット・サムスリングの使用などキッチリとプロトコルに落とし込み,活用です!

救命救急センターの業務は日常診療は当然ですが,こんな体制作りに関係する会議,研修会にも関与しております.









2019年3月21日木曜日

3月21日 ドクターヘリ安全研修会の案内

明日(22日)13時〜 ドクターヘリ安全研修会を当院講堂で開催します!


当センターでは毎年この時期に安全研修会をドクターヘリ事業に関係する多職種で行っています.この研修会はドクターヘリ事業だけではなく,日常行われている医療の安全にもつながります.今年度は少々趣を変えて,参加者全員でグループワークを行う予定です.

事前参加申込をいただいておりますが,若干席に余裕を持たせております.医師,看護師はじめとした医療スタッフの皆様,消防関係の皆様,航空業界の皆様など,ドクターヘリ事業に関わる皆様の飛び入り参加をお待ちしております!




2019年3月20日水曜日

3月20日 「但馬脳卒中医療連携の会」に「第24回日本災害医学会」に

連日の重症症例の搬入に緊急手術も重なります.TECCMC勤務者総動員で対応,救命し続けます.

そんな日常診療の中,3月16日(土)に多職種で脳卒中診療について但馬地域全域で学びの場が提供されました.その名も「但馬脳卒中医療連携の会」.以前豊岡病院脳外科に勤務され,現在は地域の診療所に勤務されている千葉先生の発案,企画です.


当院からは脳外科の岡村先生,TECCMCの小林センター長,座長に神経内科の松島先生と脳卒中診療ではいつも連携を組んでいる先生方が発表,担当されました.また千葉先生の取りまとめでご講演いただいた湧川先生を交えて,またフロアの多職種の皆様にも参加していただきフリーディスカッション.これで益々但馬地域脳卒中診療の質は向上は間違いなし!ご参加いただいた広瀬養父市長からも称賛をいただきました.

地域で取り組む診療体制,これこそが但馬地域の強みですね.

3月18日,19日はセンター長が「第24回日本災害医学会」に参加,発表してきました.災害の多い本邦,その経験など多くの職種で共有することは重要です.さて,日本の災害医療はどこに進みますかねえ・・・


日常診療の延長線上にある局地災害,複数傷病者対応に対応し続けることも大切な広域災害対応の準備につながります.センター長の発表はデータに基づいたそんな主旨の発表でした.主催されました本間教授,お疲れ様でした.日本で一番人口が少ない鳥取県は米子市で開催された全国学会でした.








2019年3月15日金曜日

3月15日 是非見てください!

このサイト,是非是非見てください!
わかもの巣立ち応援プロジェクト2019

そしてこの中には「TECCMC救急医バージョン」が紹介されています.『故郷はみんなで守ります。安心して精一杯羽ばたいてきてください』


本当に素敵な地域ですね.こんな場所で仕事が出来ることに感謝です.

今日は豊岡の街の中で良く見かけるポスターを題材にしてみました.TECCMCはこのような企画にも協力しています.当方で協力出来そうな企画などあればお気軽に声をかけて下さい.



2019年3月14日木曜日

3月14日 多数傷病者事案に対応する

連日のように重症外傷事案が搬入されます.医療スタッフは全力で救命,社会復帰に向けて患者さんが回復されるお手伝いをします.

乗用車同士の事故など一度に複数,多数の傷病者が発生することもあります.現場から医療スタッフが救急救命士と共にトリアージ,治療を行うことの有効性はもはや論じる必要性もないと思います.そのためにはドクターヘリを現場直近に着陸させることも必要になります.消防,警察,場合によっては道路公団の方々に安全を確保していただき着陸です.ドクターヘリにはフライトドクターが1名追加され,現場から最大限の治療を開始します.



現場の場所によっては複数のドクターヘリを参集させることもあります.当方のドクターヘリスタッフが早期に現場介入を行い,他のドクターヘリと協働して患者をTECCMCへ集中搬送です.この日も鳥取県ドクターヘリとの協働でした.お世話になりました! 消防の方々も慣れたもの,ランデブーポイントに傷病者を乗せた救急車を集結させ,搬送トリアージも行います.


普通は分散搬送を考えるのでしょうが,北近畿エリアで外傷診療に長けているのはTECCMCのみ.よって外傷事案はTECCMCへ集約します.重症外傷が5例並列になることもありますが,外傷センターでもあるTECCMCでは問題なし.この日も手術にIVRにと救急医は総動員でした.

手術といえばハ〇キルーペ,良いです!使えます!!術野の拡大が丁度良い.絶賛しながらセンター長は手先を動かし続けます.


ハ〇キルーペと言えばお約束.某まつ〇先生による強度テストが行われました.連続出動でお疲れのようでしたが,強度テストは張り切って・・・



ま〇い先生,手加減というかお尻加減をちゃんとしましょう.

病院前から病院内まで,活き活きとしたスタッフが地域を守ります.