但馬3消防本部から100名を越える消防職員が豊岡市消防本部に参集し,6つのシナリオを実現場さながらに活動します.拡大2行為を含む特定行為の実施,観察・評価・判断・処置の徹底,ドクターヘリ・カーとのドッキングは?などなどが評価されます.もちろんTECCMCのMC検証医師も参加です.
夜の屋外,意識障害,低体温・・・
アナフィラキシーショック!但馬では多いですよね.
他にも考えさせられるシナリオが実施されました.現場活動後は想定付与者からのfeedback.自身の隊活動は傷病者によって最善でしたか?
訓練終了後は検証医師,指導救命士から全体feedback,ディスカッションが行われました.
当地域はドクターヘリ,ドクターカーが運用され,TECCMCに救急患者の集約化が行われています.そんな中でもさらなる救急隊,消防のレベルアップを図りたいと企画された訓練です.地域MC協議会が主体,主催するこのような救急隊に向けたメディカルラリー方式の訓練は全国でも珍しい取り組みです.TECCMCと消防本部が地域救急医療の両輪となって,さらに質の高い救急医療,救急システムを提供したいと思います.
今回企画,運営にあたられた南但消防本部の皆様,参加された豊岡市消防本部,美方広域消防本部の皆様,お疲れ様でした.
熱い訓練のさなか,TECCMCでは緊急手術2件を含め通常の救急診療中でした.訓練終了後は現実の救急診療にもどります・・・