2013年6月21日金曜日

6月21日 但馬空港への視察

本日も梅雨空.雨が降っています.幸いにも視程は保たれており,ドクターヘリは変わらず活躍中です.


救命救急センター内も比較的落ち着いた様相ですが,重症熱傷の植皮術,デブリをICUの個室で施行です.様々な理由で移動が困難な場合は,これも選択肢の1つです.緊急度,重症度などから初療,ICU,手術室と術場を決めます.待てないものは待てませんから.でもこんな体制に協力してくれるスタッフに感謝,感謝ですm(_ _)m

(本文とは関係無い,回診終了後のベッドコントロール中)


災害時に但馬空港をSCUとして使えるか否か,本日は当院DMAT隊が但馬空港の視察におじゃましました.施設的には“OK”! あとは運用面の整備です.それから行政との調整・・・行って判ることが沢山ありました.災害は起こらないにこしたことはありませんが,備えあれば何とやら.救急医療,災害医療に想定外は通用しませんから.


日常行っていない,考えていないことは災害時には出来ない.センター長が福知山線列車脱線事故以降,ず〜っと言っている言葉です.TECCMCでは日常の救急医療だけではなく,様々なことを粛々と行っております.今日はそんな取り組みの1コマを取り上げました.