2013年1月25日金曜日

1月25日 今年度第5回目のドクターヘリ症例検討会

本日は当ドクターヘリ拠点病院の1つである福知山市民病院さん(京都府内では1番の受入病院です)にお邪魔して,今年度第5回目のドクターヘリ症例検討会を開催いたしました.関係者の皆様,ご尽力を賜り感謝申し上げます.

今回も今年度の事業報告とトピックス的内容の紹介,その後に受入先病院さんの受入状況の検討,消防本部さんからの事例検討を行っております.

センター長が報告したスライドの1部を掲載します.



今年度は11月,12月と天候不良による不応需が多すぎ,多大なるご迷惑をおかけしました.安全運航に努めておりますが,やはり要請の不応需は心苦しくなります.

各地域の医療事情,搬送先病院までの時間・距離などから一概に議論,結論は出来ませんが,まだまだ埋もれた事案があることは間違いなさそうです.また,早期医療介入の達成には,覚知同時要請が不可欠です.消防本部による差が何を意味するか,住民の安心・安全をいかに考えているか,今一度真摯に考えるべきでしょう.しかしながら何でもかんでもヘリ要請,カー要請ではなく,「質」の高い覚知同時要請を行うために,益々の全体の底上げ,レベルアップを行いましょう!


おまけの画像はTECCMC FACEBOOK PAGEにも掲載していますが,1日で変わる積雪状況と降雪時のヘリポート除雪です.この季節,春が明日やってこないかといつも思います^^;