フライトスタッフ接触時は橈骨動脈も微弱な状態,非常に切迫しています.補助換気,末梢ルートを18Gで確保,低血糖を否定しヘリ機内へ.接触して機内収容まで約6分.この間に家族対応も終えます.
TECCMCへ向けエンジンスタート.離陸までの2分間に気管挿管完了.急速輸液を行いつつ循環不全の原因検索です.患者の横に座ったフライトドクターがエコーを行います.頭元のもう一人のドクターが呼吸,循環管理.2 flight doctorだから可能な初期対応です.
ある程度落ち着いた段階でTECCMCへ受入要請(もう向かってるんだけど・・・).もちろん応需.ヘリはその数分後にヘリポートへ着陸します.そして初療で待ち構える救急医へ引き継ぎ,あっという間に治療と診断が始まります.付けられた診断名は「敗血症性ショック,敗血症性多臓器不全」.初療から次はICUの救急医へ.モニタリング,エコーなどで評価し急性血液浄化療法導入へ・・・
消防組織から始まる救急医療の連携.病院前からICUまで一貫して救急医の救命チームが行うことで救命率が格段に向上します.翌日,カテコラミンフリー,血液浄化も離脱した患者さんがICUで朝を迎えられました.
決して珍しい事案でもなく,日常普通にTECCMC,当地域で行われている救急医療です.救急医療は患者を中心に据えた「チーム医療」,多職種の連絡があってこそですね^^
ここ数日は天候の変化が激しいです.世間はゴールデンウイークらしいので,晴天が続けば良いですね.連休中も勤務の我々にはあまり関係は無いのですが・・・
緊急手術後のブログでした.ちょっと仮眠しますね^^;