前職場で病院前救急診療の経験あり，TECCMCでさらなる技術，知識向上を目指します．ちなみに趣味の1つは「メガネ」．毎出動毎に違うメガネかもしれませんが，同一人物ですので．
朝の点検は林フライトナースと共に．資機材，機内などなど．しっかりと覚えて下さいね〜．朝礼，モーニングカンファレンス，学会予演会・・・の最中にヘリ要請です．颯爽とヘリに乗り込みます．無線の手本はファーストドクターのセンター長．「意識無し」のキーワードでの覚知同時要請です．現場に向かう間の準備，気をつける事などを適時伝えながらの飛行です．とその時，「現場救急隊にて対応，ヘリキャンセル」の消防無線です．早期医療介入の必要性を救急隊が適確に判断してくれます．
基地病院へ反転帰投中にCSから無線，「交通事故，ヘリ要請」．帰投途中が現場のようです．上空で現場を確認，患者状況，支援状況などなどから現場直近着陸がBESTと判断，着陸です．
複数の傷病者に同時アプローチ．ヘリ搬送と救急車医師同乗搬送とに速やかに分け現場離脱．有効な活動が展開されました．
そして，杉野先生の3事案目は消防防災ヘリとのコラボレーション．吊り上げ救助後にドクターヘリとドッキング．早期医療介入を果たしながらのTECCMC搬入のプランです．当地域は防災ヘリの基地から30分以上かかる地域のため，このようなコラボレーションは年に数回の救助事案だけです．杉野先生，なかなかレアなケースをいきなり経験です．
速やかな引き継ぎ，やはり事前情報から考えていた通りの所見でした．重症ですが，元気に退院していただけると思います．ありがとうございました．
この救助事案対応中に重複要請で対応不可の事案がありました．申し訳ありません．全事案対応を目指して，最速の現場滞在時間の必要性も実感していただきました．
OJT 1日目は4件要請，3件出動と当ドクターヘリにしては大人しめで終了しました．当地域が平和である証拠です．
今宵は中秋の名月．のんびりと月見が出来るでしょうか？？・・・コンデジではこれが限界です．
