2016年10月29日土曜日

10月29日 第23回日本航空医療学会総会

10月28日,29日と埼玉県川越市で開催された「第23回日本航空医療学会総会」に出席してきました.


本学会ではTECCMCから7演題,2座長のエントリーです.
☆フライトドクター
センター長
 座長:一般口演「疾患:外因性」
 シンポジウム:ドクターヘリ基地病院を中心に据えた地域救急医療への取り組み
前山先生
 パネルディスカッション:ドクターヘリ搬送中に有効なCPRは可能か?
濵上先生
 パネルディスカッション:resusutitative field thoracotomyの限界を超えるには
☆フライトナース
藤巻看護師
 一般口演:関西広域連合管内フライトナース交流会のあり方について
米田看護師
 一般口演:患者家族に対するフライトナースの役割
森田看護師
 一般口演:現場滞在時間からみたフライトナースの役割
畑中看護師
 一般口演:熊本地震へドクターヘリでの震災派遣を経験して
濱看護師
 座長:一般口演「現場活動:看護 2」

当たり前ですが,全発表キッチリとデータをお示ししました.平時のドクターヘリ運用で有効性を発揮する方策をはっきり提示し,当方の取り組みの効果と限界への挑戦,それを越えるためには何がさらに必要かも提言しています.当方の常識(時間を限界まで意識した活動)がどこまで理解されたかを気にするより,当地域のドクターヘリ事業は次のステージへのステップアップに向け精進を続けます.

発表が重なり,災害時のドクターヘリ運用のセッションが聞けなかったことが心残りではありますが,この学会でもTECCMCの卒業生の方々にお会い出来ました.皆さん,各地で頑張っておられます.さすがです!


何だかんだと朝から夜まで一緒に過ごした参加者一同です.ここで学んだ事を明日からの業務に活かしましょう!


学会中センターの留守を守ってくれたスタッフの皆様に感謝ですm(_ _)m