ドクターヘリもドクターカーも早期医療介入による救命率向上,後遺症軽減が目的になります.ドクターヘリは救急車と落ち合うため「ランデブーポイント」と言われる,広く,安全が確保される所に着陸する必要があります.各地域にランデブーポイントが多ければ多いほど医療介入までの時間は短縮されることはおわかりかと思います.しかし,様々な事情(砂塵,騒音,立地条件などなど)で使用可能なランデブーポイントが限られているのも現状です.消防の皆様のご尽力で,各地域に適した場所がないか調査し,ドクターヘリ運航会社にあげていただき調査が行われます.本来であれば,ここにランデブーポイントがあれば!と思う地域もあります.年間の使用頻度は多くても70件/1ヶ所程度です.行政を含め,ランデブーポイントおよびヘリポートの整備をもう一歩踏み込んで行っても良いかと思っています.機長さんが着陸地点の記録のために撮影された写真を眺めながら,思うところを書きました.
「この場所使えます!」「ここ使っても大丈夫です!」などの情報をいただけると幸いです.