2012年6月23日土曜日

6月22日,23日 住民の皆様へ向けた講演

6月22日は但馬地域の養護教員研修会にて,6月23日はとっとり県民カレッジ主催講座・未来をひらく鳥取学にてセンター長が講演をしました.一般市民,住民向けの講演会です.

お話しの要約は・・・
・カーラーの救命曲線の意味
  ⇒早期医療介入の重要性
・日本の救急の現状(総務省消防庁の資料をふまえ)
  ⇒救急件数の増加,現着時間,搬送時間の延長,受入困難事案の増加など
・救命の連鎖
・救命率を上げるためには(より安心,安全な街を作るために)
  ⇒カーラーの救命曲線を左へ変移させること
  ⇒それが「攻めの医療」
  ⇒ドクターヘリ,ドクターカー
・攻めの医療の実際と効果
・救急医療は地場産業,チーム医療

既存のシステムを有効に活用するためには住民の理解と協力が必要です.そして,住民の声が一番大切です.このような講演会を通して,情報を提供し続ける必要性を実感しました.

TECCMCは北近畿で唯一複数の救急医が24時間365日常駐する救命救急センターです.そして,豊岡病院のドクターヘリがカバーするエリアは但馬地域+丹波地域,京都中部〜北部,鳥取県全域です.鳥取県の皆様,鳥取県にもドクターヘリは飛んでいますよ!

資料の一部を掲載します.資料用なので,スライドの配置とは異なり,動画は含まれませんが,ご参照下さい.









さあ,また明日からも頑張りましょう.以上,情報提供でした.