2014年6月6日金曜日

6月6日 スタッフ会議

当センターでは開設以来,
 ・スタッフ会議(関係者全員)
 ・フライトナース会議(フライトナース,カーナース)
 ・ドクターヘリ・カー定例会議(センター長,看護部,事務)
といった病院前救急診療に関わる会議を月1〜2回開催しています.

1つの基地病院でしっかりとした基盤の上にヘリ・カー事業は成り立つという考え方からです.全職種間のコミュニケーション,意志統一が必須です.

今回はスタッフ会議を取りあげてみました.毎月の事業報告,フライトナース会議からの報告,医局からの報告,運航・運行スタッフからの報告,事務からの報告,定例会議からの報告と各種報告が終わって,協議事項に移ります.また,今回は事例検討も行いました.お題は「複数・多数傷病者事案時,フライトナースはどこに乗る?どう動く??」「ピストン搬送時の判断基準」です.


今年度2ヶ月で複数傷病者対応はドクターヘリだけで計12事案ありました.フライトドクターを増員した事案もあれば,他ドクターヘリとのコラボ事案もありました.その中で,薬剤管理,診療補助,家族対応などを役割とするフライトナースを「どこに(ヘリ?救急車?)何番目に乗せるか」を具体的な事案を例に協議しました.やはりフライトナースの役割は当事業では重要,必須であることが再認識され,一つ頭の中が整理されました.また,当ヘリ事業では非常に多いピストン搬送ですが,その際の再要請判断基準,搬送先の決定などについても整理されました.

5000件以上の出動を経験しても,まだまだ整理すべき事項があります.日々勉強ですね.


当ドクターヘリは日本海側の北近畿エリアを担当しています.基地病院から距離があり,あまり要請のない地域に出動することもあります.そんなランデブーポイントでは珍しいドクターヘリに釘付けの子供達の姿^^ 良い社会勉強でしょう.


本日もお疲れ様でした.