2014年10月18日土曜日

10月18日 毎日がプチ災害と基調講演

秋晴れ!心地良い毎日です.山陰海岸ジオパーク,この時期もなかなか良い眺めです.


心地良い秋の日,救命救急に休みなしです.ドクターヘリスタッフは可能な限り現場へ向かいます.消防の支援車,場所によっては一般車両などなど.農耕機によるランオーバー事案では現場からの外傷初期診療が奏功します.そして多数傷病者事案ではフライトドクターの増員で出動!現場ではCSCAの後に治療と搬送開始です.赤の重症者が複数名いればドクターヘリによるピストン搬送.もちろん全傷病者の受入はTECCMCです.初療のベッド展開は重症5床運用・・・ICU/HCUのベッドコントロールでは一般病棟のご協力をいただきました.毎日がプチ災害モード.日々,取り組まなければ有事の際に機能しませんからね.



そんなセンターの毎日ですが,本日はセンター長が「山陰近畿自動車道 早期完成決起大会 in KAMI(http://www.town.mikata-kami.lg.jp/www/contents/1412663885258/index.html」で基調講演をしました.


地方における高規格道路・高速道路の重要性,必要性を救急医療の観点からお話しいたしました.Time is LIFE. 救命率向上と後遺症軽減に時間的要素は重要ですから!






この決起集会では小学6年生,中学3年生の提言,発表がありました.その中にドクターヘリの活用,ドクターヘリの弱点(有視界飛行),それを補うドクターカーの必要性がきちんと論じられ,そのためには高速道路の早期整備が望まれるとしっかりと主張されていました.センター長は子供達の意識の高さに大いに感動して帰ってきました.地域に根付いてこその救急医療です.貴重な機会をいただきありがとうございました.

ということで,毎日の業務に耐えうる体力と体を作るために何やら医局で行われていました.皆さん,真夜中に何してるんですか〜〜〜??