10年前の現場ではセンター長,福本看護師が先着医療チーム(当時・兵庫県災害医療センター所属)で対応しました.
関西テレビの報道特集で,センター長がコメントしています.経験者はその経験を語り継ぐ責任があります.
そんな日も平時の救急医療は展開されます.ドクターヘリ,ドクターカーによる病院前救急診療,緊急手術対応,セカンドフライトクルー対応などなど.
ここ最近,山岳事案が連続しています.山頂付近で重症患者発生.救急隊現着まで50分近くかかります.防災ヘリは要請からここまで1時間以上はかかるでしょう.ドクターヘリは・・・要請から山頂まで8分!山頂の平らなところにドクターヘリは着陸,医療スタッフは斜面を駆け下り患者接触します.消防覚知から20分以内の医療介入.ヘリ要請,現場特定など消防指令課との密な連携の賜です.
初期治療を行いながら,ドクターヘリ内のバックボードを使用し患者搬送.そしてそのまま機内へ収容です.
地域事情に応じたドクターヘリの活用がなされている北近畿エリア.消防はじめ他職種連携あってこそです.今後ともよろしくお願い申し上げます.