2013年度のスタッフ出動実績を前山先生がまとめてくれました.
☆ドクターヘリ
first doctorは1年で200件以上の出動をしています.また,second doctorもOJTに十分な実績,出動件数となっています.日本航空医療学会認定指導者に必要な出動実績は90件,TECCMCでは半年でこの数字は十分にクリアできます.しかし,当ドクターヘリでは90件はまだまだまだまだ半人前以下.200件以上の出動,特に現場出動があって初めてfirst doctorへ推薦されます.また,flight nurseは全員累計500件以上の出動を経験,常に2人のflight doctorを相手に活動しています.まさに病院前救急看護のspecialistに成長しています(センター長曰く,「まだまだ背が伸びるよ〜」だそうです).
基地病院の,また医療スタッフの質が担保されてこそのドクターヘリ事業です.この原点を忘れず,本年度もスタッフ一同精進いたします.
☆ドクターカー
現在ドクターカーは主に救急医,救急救命士が出動しています.フライトナースへのステップアップとしてのドクターカーナースもいますが,勤務の関係上毎日は乗車していません.今回はドクターのみの出動件数を供覧します.
ドクターカーはフライトドクターOJT前のOJTとして,若手救急医の登竜門となっています.ドクターカーも指導医クラスは年間100件以上の出動を経験しています.昨年度の冬から乗車し始めた若手の救急医達にとって,病院前救急診療を経験,体験する初めての場として活用されています.
TECCMCは開設からぶれることなく,病院前から退院までの救急診療を実践しています.
さて本日のTECCMCは・・・
フライトメンバーはセンター長,前山先生,濱看護師.暑苦しい"TEAM Ossun's"です.
朝からメディカルラリーの設定のような事案に出動し,ピストン搬送.現場からランデブーへ向かう救急車内でのRSI.重複事案へセンター長だけ支援車で出動し,ここでもヘリでのピストン搬送.そして,特殊治療が必要な緊急度の高い症例でも施設間搬送でピストン搬送.施設間搬送中の重複事案では加古川医療センターのドクターヘリに対応していただきました.ありがとうございました.
本日もドクターヘリを有効に活用することが出来ました.消防の皆さまはじめ,関係者の皆さまに感謝申し上げますm(_ _)m
センター長,前山先生はそのまま夜勤へ・・・明日の朝まで静かな平和な但馬地方でありますように.