2014年4月25日金曜日

4月25日 9回目の献花

2005年の列車事故から9年が経ちました.現場は当時のまま保存され,今日も献花台には沢山の花束が供えられていました.日本の災害医療に一石を投じた事案であることに間違いはありません.多くの遺族,負傷者,そして医療を含めた関係者がいまだに何かに苦しんでいます.災害医療は日常の救急診療の延長線上にある,今日という日は我々に出来ること,忘れてはならないことを思い出させてくれる日でもあります.

センター長が当時受けた取材,報道の一部が残っていました.日本の災害現場で初めて行われた本格的なトリアージ.9年で日本の災害医療はどれくらい進化しましたか?



センター内ではトリアージナースの検証会・勉強会を開催しました.生理学的徴候,解剖学的徴候,問診などからのトリアージ,施行者はアンダートリアージではないかと常に考えつつも,しっかりと活用されていることがわかりました.

日常の救急医療から災害医療まで,あらためて考えさせられた1日でした.