2015年2月28日土曜日

2月28日 超えました

本日で2月は終わり.気がつけばドクターヘリの出動件数が昨年度の1422件と同じになっていました.累計出動件数も1月で6000件を超えたそうです.


地域に根付いた事業になってきた裏付けでしょうか.ありがたいことです.住民,消防はじめ地元の期待に応えられるような質の高いドクターヘリ事業,救急医療を提供し続けたいと思います.

今後ともよろしくお願い申し上げます.



2015年2月26日木曜日

2月26日 豊岡鞄にて

神戸新聞但馬版(http://www.kobe-np.co.jp/news/tajima/201502/0007770492.shtml)に取りあげられました!





豊岡鞄で作成したオリジナル資機材バッグです.既存の製品よりも使い勝手はなかり良しです.地元の協力に感謝の毎日です.ありがとうございます!

現場の意見が十二分に散りばめられた素晴らしい資機材バック.次の製品も是非よろしくお願いします.




2015年2月25日水曜日

2月25日 スキー場にて

冬期のドクターヘリはスキー場事案に出動することが多くなります.基地病院から約10分で現場に到着するドクターヘリは救急隊より先着することもあります.その際はスキー場関係者の皆様のご協力を賜り,救急活動を行うわけです.

ヘリ着陸後,スノーモービルに乗せてもらい現場へ.そして初期治療を行いながら雪上車でドクターヘリまで搬送.早期医療介入はアナフィラキシーに対しては重要なことです.


ジャンプ台からの転落.冬期スキー場事案では一番多い要請内容です.ヘリ着陸,スキー場関係者の皆様と共にBB固定しそのままヘリ機内へ.陸路では1時間以上かかるスキー場で,現場からの外傷初期診療.医療介入短縮時間は1時間以上です.


救急医は臨床も大切ですが,学術活動も重要な仕事です.この度ノートパソコンをMAC BOOK PROに新調された松井先生は医局でお勉強.非常にレアな風景なので撮ってみました.あっ,この後そのまま筋トレ.いつもの光景が繰り広げられました.




2015年2月21日土曜日

2月21日 奈良へ

本日は奈良県の救急救命士を中心とした救急医療関係者の集まり・NEPPAの会にセンター長がお邪魔しました.

「MEDICAL "CONTROL"から"COLLABORATION"へ;当地域の取り組み」但馬地域の現状とその効果などを中心にお話ししています.




それぞれの地域で様々な悩み,問題があります.今回のお話しが解決の何らかの糸口になりましたら幸いです.

TECCMCから奈良県の会場まで陸路で片道3時間・・・今月の移動距離・時間は半端ない〜〜〜と呟くセンター長でした^^; 

本日の医局員達の1枚.体力増進を目的に業務終了後,松井大作先生ご指導による筋トレ部部活動の図.


カンファレンス室の室温が15度ほど上昇しました・・・offもonに備えるスタッフ達でした.




2015年2月19日木曜日

2月19日 第54回中部防衛衛生学会

夏休みの宿題状態,ブログまとめ書きが続きます・・・お付き合い下さいm(_ _)m

本日はセンター長が「第54回中部防衛衛生学会」に招かれました.防衛衛生学会は自衛隊衛生部隊の学会です.センター長自身は2回目の参加だそうです.

その中で,「日本の救急医療教育の現状」と題し基調講演を担当しました.



なぜOff the job trainingが必要か?OffからOn the jobへどうつなげるか?医学教育の効果などを中心にお話ししました.有事の対応準備は平時の救急医療から.どの医療職も同じです.

センターは変わらない日常です.


ランデブーポイント,現場直近とドクターヘリは日常的に活用されています.医療スタッフが現場対応中であれば近所の子供達の見学会.運航開始当初と変わらない風景がそこにはあります^^

学術活動に臨床に日々邁進するTECCMCです.



2015年2月18日水曜日

2月18日 地域メディカルコントロール協議会追加講習修了

夏休みの宿題状態,ブログまとめ書きが続きます・・・お付き合い下さいm(_ _)m

本日,但馬地域メディカルコントロール協議会による救急救命士処置拡大2項目に対する追加講習が終了しました.但馬3消防本部の認定救命士ほぼ全員が追加認定となります(来年度の追加講習1回で全員修了です).


地域のことは地域で行うことがメディカルコントロールの基本です.当センターの救急医,指導救命士,但馬3消防本部の救命士を中心に4期に渡っての講習でした.新年度から改訂プロトコールを運用します.そしてそれに基づいた検証を行います.

但馬地域ではメディカルコントロールがメディカルコラボレーションと言われる所以が,このような日常的取り組みにあります.



2015年2月17日火曜日

2月17日 ドクターヘリ消防本部別症例検討会

まとめ書きブログその6.

本日はドクターヘリ消防本部別症例検討会を綾部市消防本部で行いました.いつも詳細なデータ解析を行っていただき,また今回は予後調査もしていただきました.市立病院さんとの病病連携も含め,さらに良い地域になることが予想される市です.


早期医療介入,適切な病院選定と根治的治療の迅速な提供.地域と基地病院が同じ方向を向いて動くと自ずと結果がついてきます.我々も心して事業に邁進いたします.

本日も実りある検討会をありがとうございました.

2015年2月16日月曜日

2月16日 晴天の時は・・・

まとめ書きブログその5.

冬期の晴天時はスキー場事案が増えます.今期のスキー場事案は例年以上に重症が多い・・・本日も晴天の冬の日です.


ランデブーポイントでは太陽の光を浴びながら救急車の到着を待ちます.


現場に向かう機内では消防と無線を使用してやり取りを行います.患者情報,ランデブーポイント情報,現場直近であれば特に安全面は何度も確認します.そして着離時は医療スタッフも側方から後方の安全を運航スタッフと共に確認です.


支援車での現場投入.必要時はヘルメット着用!また運航スタッフと医療スタッフは常に専用無線を用いて情報共有です.重複対応,搬送先決定など,ちょっとした工夫で時間短縮につながります.


この時期,センター内の重症度もあがります.VA-ECMO+IABP症例が重なることもしばしば.チーム医療で頑張りましょう!


今日は冬の1日を取りあげてみました.



2015年2月14日土曜日

2月14日 世間はバレンタイン,TECCMCはship change

まとめ書きブログその4.

世間は本日バレンタインデーのようです.チョコレート業界は大忙しでしょうねえ.うちのスタッフ達は・・・な〜〜〜んも変わらない1日だったようです.

そんな中,変わった事といえばship changeが行われました.現在使用しているJA818Hの定期検査のため,JA822Hが久しぶりに帰ってきました.

夕方神戸からやってきたJA822H.それを出迎える本日のフライトスタッフ.ダウンウオッシュで「寒〜〜〜」.JA822H,しばらくよろしくですm(_ _)m


格納庫内に2機を入れて機内物品の積み替えです.なかなかこんな光景はありませんので,思わず激写するセンター長でした.




無事,機体の入れ替えも終了.明日からのドクターヘリ事業はJA822Hが担当します.どうぞよろしくお願い申し上げます.





2015年2月13日金曜日

2月13日 道北救命セミナーにお招きいただきました

まとめ書きブログその3.

本日はセンター長が北海道は旭川市で開催された「道北救命セミナー」に参加しました.「現場から始まる救急医療そして地域医療」と題して,当地域,当センターの取り組みをドクターヘリ・カー,Outcomeを絡めながら紹介しました.


なかなかの極寒ではありましたが,参加された関係者の皆様は熱い熱い気持ちを持っておられ,センター長も大いに影響を受けておりました.お土産にいただいたウルトラマンアサッピーは早速に運航管理室のマスコットに仲間入りです^^


センターは変わらない日常です.交通外傷では現場直近着陸からの医療スタッフ現場投入.全てを安全に執り行い,救命効果を発揮しています.消防はじめとした関係機関の理解・協力の賜です.


この冬も臨床に学術活動に全開です.




2015年2月12日木曜日

2月12日 冬期でも

まとめ書きブログその2.

冬期でも外傷は変わらず,内因性特に循環器系疾患が多くなります.病院前指示でのVA-ECMO準備からの迅速な導入,その後の集中治療.


スキー場事案ではパトロール隊の協力を得ながらの着陸と現場活動.そして重複要請に応えるべくホットローディング.


この冬も全てがシステマティックに動き,効果を発揮しています.



2015年2月11日水曜日

2月9日-11日 第42回日本集中治療医学会

夏休みの絵日記みたいに,まとめ書きのブログですm(_ _)m

第42回日本集中治療医学会で今年も発表しました.
・番匠谷先生
シンポジウム「当センターにおける敗血症性ショックの治療戦略」




当センターの敗血症性ショックに対する治療戦略,成績を論じてきました.チームでプロトコール化された治療を共有し提供することの重要性が示唆されました.良い成績ですね^^

・土江看護師
ポスター「ICU で行う開腹洗浄処置に対する取り組み」
救急集中治療は看護スタッフの理解と協力があってこそ.救命率向上に看護師も一役かっています!

・センター長
社員総会(評議員会)
座長 一般演題「肝・胆・膵」
日本集中治療医学会主催 リフレッシャーセミナー「Abdominal Compartment Syndrome (ACS)」
リフレッシャーズセミナー〜専門医テキスト徹底解説〜「Abdominal Compartment Syndrome (ACS)」


シンポジウム「集中治療専門医の赴任がもたらした効果」




ACSの解説を40分と60分バージョンで専門医テキストに記載した内容で解説を行いました.また,シンポジウムは集中治療はその分野に特化した専門医集団・チームで行う事が予後改善をもたらす,といった内容で発表を行いました.

TECCMC医局は原則発表者のみが学会出席を行います.今回はTECCMC立ち上げからのデータをまとめた発表で,少数精鋭で参加しました.でも,勉強しにきてくれた看護部の皆さんを交えて夜はTEAM TECCMC座談会.こんなチームワークも大切ですね.


学会参加された方も留守を守ってくれた方も大変お疲れ様でした.また明日からの臨床業務に励みましょう!




2015年2月7日土曜日

2月7日 小学校で講演

豊岡市の三江小学校でセンター長が講演しました.小学5年生,6年生と地域の方々を対象とした「人権講演会」,お題は「一番大切なものは何ですか?」.当日の様子が新聞(地方版)に取りあげられました.


ドクターヘリ・カーの活動が何故必要なのか,その中で自分達が出来ること,但馬地域の取り組みの成果などなどを紹介しました.



元気の良く,反応の良い小学生達を前に,センター長はいつもに増して絶好調だったようです.

地域医療は地域の皆様の理解と協力が必要不可欠です.このような機会を与えていただき感謝申し上げます.





2015年2月3日火曜日

2月3日 ドクターヘリ消防本部別症例検討会

本日はドクターヘリ消防本部別症例検討会を鳥取東部広域消防局で開催しました.相変わらず多数の職員の方々が参加されました.症例ベースに現場直近着陸の可否・判断,安全確保の問題,ランデブーポイント設定・変更の判断などなど突っ込んだ議論が出来ました.このような有意義な検討会を続けていきたいと思います.

冬期のドクターヘリ運航は天候次第,ドクターカーが適宜補完します.


降雪中は天候状況を判断しつつ,安全に飛べるルートでランデブーポイントへ.ランデブーポイントではホワイトアウトしないように目印として入浴剤がまかれます.降雪が酷くなるとヘリは格納庫へ・・・冬期はこんな日々の繰り返しですが,可能な限り要請に応えられるよう,スタッフ一同安全第一に創意工夫しております.


冬期のドクターカーはヘリ以上に出動!ドクターカーナースの吉田看護師も大活躍.ドクターカーに仕様しているフォレスターが点検期間中,DMATカーが代替えで出動です.


空から陸から医療スタッフを現場に運び,現場からの早期医療介入を目指した救急医療を展開します.