2016年10月31日月曜日

10月31日 たまには

たまにはドクターヘリ,ドクターカーの月間事業報告を^^;


☆ドクターヘリ
総出動件数 9276件
2016年度 要請件数 1299件,出動件数 1140件
2016年10月
 要請件数 167件
  離陸前キャンセル 24件
   天候不良 5件
   重複要請 11件
   その他 8件
  内ドクターカー補完 13件
 出動件数 143件
  現場出動 94件
  施設間搬送 8件
  離陸後キャンセル 41件(内軽症 36件)
  基地病院搬入率 91%

☆ドクターカー
総出動件数 7576件
2016年度 出動件数 888件
2016年10月
 出動件数 139件
  出動後キャンセル 60件(内軽症 47件)
  基地病院搬入率 100%(内ドクターヘリとのコラボ9件)

毎月センター内の会議では上記の内容を報告していますが,久しぶりにブログへアップしました.覚知同時要請率は90%近いのですが,まだ未要請の事案や隠れた事案があるのです・・・アンダートリアージ「ゼロ」が一つの目標でもあります.



2016年10月29日土曜日

10月29日 第23回日本航空医療学会総会

10月28日,29日と埼玉県川越市で開催された「第23回日本航空医療学会総会」に出席してきました.


本学会ではTECCMCから7演題,2座長のエントリーです.
☆フライトドクター
センター長
 座長:一般口演「疾患:外因性」
 シンポジウム:ドクターヘリ基地病院を中心に据えた地域救急医療への取り組み
前山先生
 パネルディスカッション:ドクターヘリ搬送中に有効なCPRは可能か?
濵上先生
 パネルディスカッション:resusutitative field thoracotomyの限界を超えるには
☆フライトナース
藤巻看護師
 一般口演:関西広域連合管内フライトナース交流会のあり方について
米田看護師
 一般口演:患者家族に対するフライトナースの役割
森田看護師
 一般口演:現場滞在時間からみたフライトナースの役割
畑中看護師
 一般口演:熊本地震へドクターヘリでの震災派遣を経験して
濱看護師
 座長:一般口演「現場活動:看護 2」

当たり前ですが,全発表キッチリとデータをお示ししました.平時のドクターヘリ運用で有効性を発揮する方策をはっきり提示し,当方の取り組みの効果と限界への挑戦,それを越えるためには何がさらに必要かも提言しています.当方の常識(時間を限界まで意識した活動)がどこまで理解されたかを気にするより,当地域のドクターヘリ事業は次のステージへのステップアップに向け精進を続けます.

発表が重なり,災害時のドクターヘリ運用のセッションが聞けなかったことが心残りではありますが,この学会でもTECCMCの卒業生の方々にお会い出来ました.皆さん,各地で頑張っておられます.さすがです!


何だかんだと朝から夜まで一緒に過ごした参加者一同です.ここで学んだ事を明日からの業務に活かしましょう!


学会中センターの留守を守ってくれたスタッフの皆様に感謝ですm(_ _)m