2016年1月23日土曜日

1月23日 First Flight Doctor

ブログの更新も溜まってます^^;

佐々木先生が当センターの規定を満たし,晴れてFirst Flight Doctorに承認されました.救急科専門医,初療・ICU診療責任者,500件以上のOJT件数などなど.TECCMC's DHの指導者ですから期待も背負うものも計り知れません.益々精進して下さい!


Firstデビュー日は藤崎先生と.現場投入からの外傷診療も無難に最速で完遂です.



2016年1月22日金曜日

1月22日 カッコイイと思います

豊岡市消防本部の方から教えていただきました.皆様,是非ご覧下さい.そして,カッコイイ市長,地域だと思いませんか^^

中貝市長の徒然日記・ドクヘリがもたらすもの


2016年1月20日水曜日

1月20日 豊岡ふるさと学習,そして冬到来・・・

18日は豊岡市立豊岡南中学校で「豊岡ふるさと学習」の一環として,2年生の皆さんにセンター長が30分程度の講話を行いました.



豊岡,但馬の自慢は「安心・安全な街」.日本全国でも有数の最速医療介入が行われ,受入困難事案皆無の地域ということです.そのシステムは地域住民の皆さんの協力と支えが無ければ成り立たないこと,学生の皆さん1人1人がこの地域を支え,支え合っていることをお話ししました.思春期真っ直中の学生さん達でしたが,皆さん真剣に聞いてくれました.ありがとうございました!

ここ1日,2日でとうとう冬到来・・・降雪,強風によるドクターヘリ運休によりご迷惑をおかけします.ドクターカーが補完で頑張っています.こんな時期です.何よりも皆様がご自愛されますことを切に願っております.

昨夕,今朝の番組でTECCMCが取りあげられました.1つは関東限定,1つは早朝の番組で未だ内容を確認出来ておらず・・・真意は伝えられましたでしょうか??

ここ数日の初療は比較的穏やかではありますが,ICU/HCUは濃厚な集中治療が行われています.4台の血液浄化コンソールを駆使しながら早期回復を目指します.


早く春が来ないかなあ.




2016年1月19日火曜日

1月19日 本日夕方の放送予定

年末年始に取材に来られていました番組の放送日が決定したそうです.本日の案内で申し訳ありませんが,お時間のある方,関東の方,是非ご覧いただければと思います.先週はSMAPの話題で延期,本日は日本全国大荒れなのでもしかするとまた・・・とのことでした.

日時:1月19日(火) 18時台 15分程度の特集
番組:TBS Nスタ(http://www.tbs.co.jp/n-st/
※関東ローカルとのことですm(_ _)m

また,明日(20日)にも放送されます.こちらは全国ネットです.

日時:1月20日(水) 5時30分〜8時00分 内10分程度の特集
番組:あさチャン
  (http://www.tbs.co.jp/asachan/
  (https://www.facebook.com/asachan.tbs

地域医療に根差したドクターヘリ事業,救急医療の一端をご覧下さい.


2016年1月17日日曜日

1月17日 黙祷

21年前の今日,阪神淡路大震災によって多くの方が亡くなり,被災されました.この震災を機に日本の災害医療・医学,航空機医療などが発展することになりました.震災そのものを忘れてはならないのは当然,災害時の対応は日常の延長線上にあるということも忘れてはなりません・・・黙祷.

但馬地域にもいよいよ寒波が押し寄せてきました.ヘリ出動,カー出動時の屋外の寒さが身にしみます.手袋に防寒用ジャケットを装着して現場に向かうフライトナース,機外の景色からランデブーポイントまでの所用時間を計算するフライトドクターの後ろ姿(頭).さて,このツンツン頭は誰なのでしょうか??


寒くなると脳血管障害,心大血管系の内因性疾患が急増します.機内での12誘導心電図,心エコー検査,薬剤投与など,4件連続同じ対応する日も.運航終了後はスタッフ全員での資機材補充とチェック.明日の運航に備えます.


夕方の格納庫内はこれまた極寒.外からはドクターカー出動のサイレンが聞こえます.今宵は平穏であれば良いですね.





2016年1月15日金曜日

1月15日 寒いような寒くないような・・・

この冬は寒いようなそうでないような.朝は青空の見える但馬地域でしたが,午後からは海岸線からの雪雲!TECCMCの周りには霧がかかることも.雪はスキー場だけで,このまま平野部は暖冬であって欲しいものです.


そんな冬の日,ドクターヘリ,ドクターカーはいつも通りの業務をこなしています.

「意識朦朧」での覚知同時要請.救急隊現着時CPA.ヘリスタッフはランデブーポイントから支援車で現場へ.ROSCさせランデブーポイントへ向かう救急車内で移動中に気管挿管,そのままヘリ機内へ収容し機内で心エコー,12誘導心電図検査しTECCMC搬送です.この間の重複要請はドクターカーが対応.両事案ともに早期医療介入からの有効性が発揮されました.

その後も交通外傷,墜落外傷,胸痛事案に覚知同時要請で対応しています.TECCMCまで搬送時間のかかる地域がほとんどです.そんな地域こそ,病院前救急診療が効果を発揮します.

本日もご協力いただきました関係機関の皆様,ありがとうございました.引き続きよろしくお願い申し上げます.



2016年1月12日火曜日

1月12日 放送日のお知らせ

年末年始に取材に来られていました番組の放送日が決定したそうです.近々の案内で申し訳ありませんが,お時間のある方,関東の方,是非ご覧いただければと思います.

日時:1月13日(水) 18時台 15分程度の特集
番組:TBS Nスタ(http://www.tbs.co.jp/n-st/
※関東ローカルとのことですm(_ _)m

地域医療に根差したドクターヘリ事業,救急医療の一端をご覧下さい.


2016年1月10日日曜日

1月10日 講演(EMA meeting)

本日はセンター長がEMA meeting(http://www.emalliance.org/event/meeting/meeting13)でお話しさせていただきました.

若手の救急医の先生方中心の会ですが,ベテランの先生方もご出席され熱い会でした.今回のテーマは「プレホスピタル」.参加された先生方はプレホスピタルの実際,すごさなどの話しを期待されていたかと思います.そのような話しも多少は盛り込みましたが,プレホスピタルを担う病院,救急医に必要なことをまずお話しし,その活用にはMedical Control体制の構築・実践が必須であり,その中での検証体制,そこから導き出されたOutcomeの共有こそが,真の病院前救急診療だーーー!という熱い熱い内容でのお話しでした.




その後の意見交換会では沢山の若い先生とお話し出来たセンター長はご満悦の様子でした.

真の病院前救急診療を学びたい,実践したい救急医,看護師の皆様,TECCMCへお集まり下さい^^







2016年1月8日金曜日

1月8日 鳥取県消防防災航空隊を訪問しました

本日は鳥取県消防防災航空隊にお邪魔しました.昨年から本格的にドクターヘリと鳥取県消防防災ヘリの協働対応が始まり,これまでにフライトスタッフ同乗での搬送,防災ヘリからドクターヘリへの引き継ぎと複数回の協働事案を経験してきました.全事案,傷病者にとっては大変有用かつ有効なミッションとなっています.

今回は鳥取県消防防災ヘリの機体が新しくなり,防災ヘリの機内で医療スタッフがどのような配置で座るか,航空隊救命士とどのように協働するかの議論を実機を前に交わしました.


防災ヘリの後部キャビンは広く,傷病者の両サイドに医療スタッフ,救命士が座れます.救急仕様時,救助仕様時など,状況に応じた対応も必要なことがあらためて分かりました.


見学中に救急対応の予備要請がかかり,救助仕様から救急仕様への準備も拝見することが出来ました.ドクターヘリと消防防災ヘリがさらに良い形で協働出来る可能性が見えてきました.救急現場,施設間搬送と,お互いが出来ることを協力し合って行い,最終的には傷病者,患者にとって最善の救急医療が提供したいと思います.見学会の最後は航空隊の皆様と懇親会.顔の見える関係も大切です^^





2016年1月6日水曜日

1月6日 ある1日

軽トラックの単独事故,覚知同時要請でドクターヘリが離陸します.現場上空まで10分弱,救急隊の現着直後です.上空から活動状況を,車体の破損状況を確認し早期医療介入の必要性を判断します.消防本部,支援隊,救急隊に無線で現場直近着陸の連絡を行い,確認後に安全に配慮して着陸です.


ヘルメットなどの個人防御を装着した医療スタッフが現場にダッシュで投入されます.結果,傷病者は3名.医療トリアージ,外傷初期診療を同時に行い,優先順位,搬送手段を消防と協議して決定します.現場から直接ドクターヘリ内へ傷病者を搬入しTECCMCへ.覚知から20分程度で全傷病者が搬送開始!


「意識無し」での覚知同時要請でドクターヘリが離陸します.ランデブーポイントへ着陸,救急隊は他部署からの出動でまだ現着していません.医療スタッフは支援車で現場へ.気道確保,薬剤投与などの初期診療を行い,救急隊の到着を待ってランデブーポイントへ.TECCMC搬入後は迅速な緊急手術!

この他にも4件ほど出動,対応したとある1日でした.

出動からTECCMC搬入,帰院まで40分以内で終了する事案が多く,1日5,6件程度の出動,対応では疲労感すら感じないとあるフライトナースは言っておりました.確かに!大きく同意するスタッフ達です.時間を意識した対応,現場活動はこんな効果ももたらしていたようです.




2016年1月5日火曜日

1月5日 重症管理

VA-ECMO, IABP, PMX-DHP, CHDF,持続動注・・・呪文のようですが,超重症敗血症性ショックの救命への挑戦が続きます.


諦めず,常に「フルスイング」.望むような結果を引き寄せます!

本日もTECCMCの集中治療室は満床です.



2016年1月4日月曜日

1月4日 連休明けました!

やっと年末年始の連休が明けました.今年は例年よりも短かったようですが,6連休ともなると救命救急センターは連日ごった返しますね・・・スタッフの皆様,お疲れ様でした.

重症者の救命には「時間」的因子が関係することは周知の事実です.病院前救急診療から根治的治療,集中治療までシームレスに行われこその救命救急なのです.TECCMCでは麻酔科専門医が2名(前山先生,杉野先生),麻酔科標榜医が3名(中嶋先生,渕上先生,センター長),院内の麻酔科の先生の協力と,常時全身麻酔,緊急手術が可能になっています.もちろん初療中に救命専用の手術室もあります.


ドクターヘリ搬入の小児外傷.前山先生が速やかに麻酔導入,管理してくれての緊急手術です.

本日はTECCMC内の麻酔科医,麻酔担当医を紹介してみました.



2016年1月3日日曜日

1月3日 集中治療も

病院前救急診療(ドクターヘリ,ドクターカー)が注目されるTECCMCですが,手術,IVRなどの根治的治療,その後の集中治療にも力を注いでいます.病院前診療から集中治療までをシームレスに提供してこそ,予後改善につながります.

後期研修医の金先生が蕪木先生の指導のもと,IVR中.その後の治療はTECCMCのプロトコールに従って行われます.


本日も初療は大賑わい.早く連休が明けないかなあ,とこっそり思う救命のスタッフ達でした.



2016年1月2日土曜日

1月2日 青空

朝から青空の良いお天気です.気持ちの良い,暖かな冬の日は良いものです.今日の日本海は沢山のサーファー,その上をホバリングして海岸の駐車場に着陸.夏のようでした.


海あり,山ありと自然に恵まれた地域です.

そんな穏やかな晴れの日でも,世間は何かと起こっています.本日のドクターヘリは11件要請の9件応需.2件の重複事案では1件がドクターカーの補完的出動,1件はどうしても対応出来ず,不応需となってしまいました.申し訳ありません.結果的に救急隊のみの対応でいけたようで,安堵しました.今年も何とか全件に応需出来るよう,覚知同時要請,弾力的な運航,現場滞在時間のさらなる短縮など取り組んで参ります.

本日もドクターヘリが十二分に活用されました.
・低体温,徐脈,ショックでは経皮ペーシング,ショック対応.
・5名傷病者の交通事故.現場直近着陸からの救急隊同着対応.全員TECCMCへ.その内「赤」2名をピストン搬送.
・くも膜下出血疑いでは現場からの鎮静,鎮痛.
・痙攣では薬剤投与による鎮痙.
・交通外傷,ショックでは早期の蘇生治療開始.
などなど.夜間のドクターカーも重症対応を行い,あっという間に救命救急センターのベッドが埋まります.明日のベッドコントロールも頑張ります!

元日からのacute care surgeryに続き,今夜も同じメンバーで手術室です.やはり年末年始の休日などは救命救急センターには無縁のようです.皆様,どうぞご自愛下さい.



2016年1月1日金曜日

1月1日 2016年も始動!

皆様,2016年の幕開けはいかがお過ごしでしょうか?TECCMCは比較的穏やかな年始を迎えています.TECCMCがのんびり,穏やかであるということは北近畿エリアが平穏である証拠です.今年も最高・最幸な1年になることでしょう^^

積雪もなく,晴れ間のみえる冬のお天気はドクターヘリにとってはありがたいものです.本日はセンター長,杉野先生,濱看護師でドクターヘリ事始め.


3件要請,3件応需でした.通常のミッション形態から支援車での現場投入・先着対応と,病院前救急診療を提供いたしました.センター内では年末からの連日ICU内手術.Damage Control Surgery後の対応,管理です.毎年のことですが,お正月の雰囲気は皆無です^^; 


この年末年始は取材が入っております.メディアの方々も正月返上でお仕事,お疲れ様です.どのような作品になるか期待しましょう.放送日は・・・後日お知らせです.

元日のドクターヘリ運航,日勤業務終了.担当者で後片付けして,さあ今からスタッフ会議です.夜も穏やかであると良いですね・・・






1月1日 謹賀新年

2016年の幕が開きました.TECCMCも7年目に突入します.本年も何卒ご指導,ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます.


現状に満足せず,常に上を目指して邁進いたします.2016年もTECCMCから沢山,沢山の情報発信をしたいと思います!