藤巻フライトナースがMBSテレビ「みがくひと」に出演,放映されました.
ドクターヘリ事業は色々な人が真摯に職務を遂行して成り立っています.
リンク先:https://dizm.mbs.jp/title/?program=migaku&episode=82
2019年5月26日日曜日
2019年5月17日金曜日
5月17日 救い上げる
「救い上げる」 我々救急医の生業です.
それは病院前から始まるチーム医療でもあります.消防の皆様は一早く現場に到着され傷病者の観察,評価,処置は当然,状況によっては支援隊と共にドクターヘリの安全運航,着陸にご尽力をいただきます.現場直近着陸は地上支援,安全確保があって行われます.そしてこれが最速かつ安全な医療介入を実現しています.
それは病院前から始まるチーム医療でもあります.消防の皆様は一早く現場に到着され傷病者の観察,評価,処置は当然,状況によっては支援隊と共にドクターヘリの安全運航,着陸にご尽力をいただきます.現場直近着陸は地上支援,安全確保があって行われます.そしてこれが最速かつ安全な医療介入を実現しています.
砂塵の影響があるグラウンドでは散水をしていただき着陸にご協力をいただいております.いつもありがとうございます.
草地,芝生,アスファルトなど散水不要なランデブーポイントでもいつもいつも安全に留意してくださっています.
そんな最速の医療介入を受け,プレホススタッフはセンター内スタッフと密な連携をはかりながら救命治療を展開します.最短で現場滞在を終了し,機内へ.機内でも蘇生治療が続きます.フライトナースはバイタル測定,診療補助などなど淡々と業務をこなします.
出血性ショック,初療手術室搬入,吉田先生がコマンドをとって,高須先生が執刀で浜上先生,センター長がサポートに入ります.クラッシュで開けて,センター長がいつも通りに用手で遮断,そのまま一時止血からのDCS,開けっぱなしのままセンター長と吉田先生がIVRで完全止血.受傷から3時間半でICU入室.高須先生と浜上先生は他の緊急手術へ・・・
TECCMCの日常ですが,「救い上げられた」のは全てがつながった結果です.病院前から始まるチーム医療,良いものです.
春の心地良い日が続きます.山陰海岸ジオパークも良い感じの景観です.
1日の業務が終了した松丼救命統轄医局長はヘリポートを出た瞬間に戦闘服を脱いで医局に向かいます.あれ,どこか変ですけど・・・小さなことは気にもしない,おおらかかつ大雑把な方のようです.はい,お疲れ様でした.
2019年5月15日水曜日
5月15日 但馬メディカルフォーラム(IVR)開催しました
本日は済生会横浜市東部病院・船曵先生をお招きして,但馬メディカルフォーラム(IVR)を開催しました.
船曵先生は2度目のTECCMC来訪となられます.フォーラム開催前にはHybrid ER実現に向け様々なアドバイスをいただきました.
船曵先生のご講演を賜る前に吉田先生が「IVR研修報告」を行いました.本研修は専門医制度による他院研修の一環で行われるものです.TECCMCではIVRは救急医の業務になります.また血管にカテーテルなどを留置する機会も多い現状からこのような研修を始めました.
短期間でしたが,非常に学び多き研修が出来たようです.ご協力いただいております先生方,ありがとうございます.今月からは柿崎先生がお邪魔します.
吉田先生の報告に続いて船曵先生にご講演を賜りました.今回は腹部救急症例におけるIVRの戦略・戦術をお話しいただきました.
具体的な戦術をお示しいただき,明日からの臨床に活用できるお話しでした.またHybrid ERの有効活用の方略もお示しいただき,当方の導入に向けて拍車がかかりました.ありがとうございます!
ということで勉強の後は恒例の懇親会.今回も夜遅くまでお付き合いいただき感謝申し上げます.引き続きよろしくお願い申し上げます.
2019年5月13日月曜日
5月13日 但馬地域メディカルコントロール従事医師研修会開催
本日は新入職の高須先生,渡邉隆明先生,苔口先生,徳田先生,伊藤先生,坂戸先生を対象に但馬地域メディカルコントロール従事医師研修会をTECCMCで開催しました.講師はセンター長と指導救命士2名です.
当地域では本講習会を受講し,修了証がなければ救急ホットラインを持つことが許可されません.今回の内容は日本救急医学会が開催する「救急医のためのメディカルコントロールセミナー」の内容に準じた講義を行っています.日本救急医学会,日本臨床救急医学会のMCに係る委員会の委員であるセンター長ならではの講義スライド・内容になっています.もちろん,講義以外にも実際の指示要請内容,検証表を用いたワークショップ形式の質疑応答もあり,新入職以外の救急医も多く参加してくれました.MCは救急医の生業です.当地域では全てのMC業務をTECCMCに集約しており,MCを学ぶには最適の場所でもあります.
連休明けから緊急手術が続いています.さて,担当の先生方含めスタッフ全員で乗り切っていきましょう.
星野先生も後藤先生のご指導を受けながら(?)院外搬送の担当です.おつかれッス.
2019年5月11日土曜日
5月11日 但馬メディカルフォーラム(POCUS)開催しました
東京慈恵会医科大学・鈴木教授をお招きして「Point of Care US」を開催しました.救急診療にエコーをいかに活用するか,救急医はもちろん初期研修医の先生方と勉強です.
まずは鈴木先生にご講義をいただき,たっぷりと全員でHands on Trainingです.
3ブースに分かれて実践さながらのTrainingを行います.すぐに臨床に活用できますね!
鈴木先生,ファシリテーター役の救急医の指導にも熱が入ります.
そして最後は全員で記念撮影.参加された皆様お疲れさまでした.鈴木先生,ご多忙の中TECCMCまでお越しいただき感謝申し上げます.
本日も色んな意味で心地良い但馬は北近畿エリアでした.
2019年5月9日木曜日
5月9日 多数傷病者対応
多数傷病者事案が続きます.
ドクターヘリにフライトドクターを増員して出動は当然,場所によってはドクターカーも出動です.ランデブーポイントに救急車を集結させ,搬送トリアージと初期診療を行い,ヘリ搬送,ドクターカー医師救急車同乗搬送を選択します.当然,全傷病者を外傷センターであるTECCMCに集約搬送です.
ドクターヘリ,ドクターカーだけでも足りなければDMAT CARを出動させてさらに医療者を現場に投入です.最近多いです,DMAT CARの出動.皆様,どうぞ運転などにはお気を付け下さい.
ICUでは高須先生を中心に緊急開腹が行われていました.病院前から集中治療室までTECCMCでは全力で救急診療を提供し続けます.
2019年5月7日火曜日
5月7日 連休終われば通常営業,まずはメディカルコントロール
10連休が昨日で終わりました.世間は本日から通常の営業ですが,TECCMCと消防機関はいつもと変わらない平日です.
本日の午前中は豊岡市消防本部でドクターヘリ・ドクターカー症例検討会を開催しました.
さすが但馬3消防の1つ,豊岡市消防本部.ヘリ・カーの覚知同時要請率は95%,要請アンダートリアージは皆無.そして救急救命士の観察,評価,判断からカー要請が救命につながった緊張性気胸事案,消防指令課の非常に質の高い取り組みなど,参加したセンター長,松丼医局長,なかおかな看護師も非常に勉強になりました!ドクターヘリ・ドクターカーを用いた病院前救急診療の有効性を引っ張り出す消防の取り組み,姿勢がここにあります.
豊岡市消防本部からの報告も是非ご覧下さい!
午後からは但馬メディカルコントロール(MC)協議会による薬剤投与シミュレーションをTECCMCで開催しました.MC医師としてセンター長,松丼医局長,MC医師見習いとして谷口先生,徳田先生,但馬3消防本部から指導救命士4名が参加しました.
薬剤投与の病院実習を7当務終えた救急救命士を対象に,最終テストとしてのシミュレーションを行います.このシミュレーションに合格して初めて薬剤投与認定救命士に認定されます.質の高い病院前救護を地域に提供するMCの取り組みの一環です.
シミュレーションに評価医師として参加された徳田先生は午前中はドクターヘリの受入.すっかり板につきましたね.
2019年5月5日日曜日
2019年5月3日金曜日
5月3日 ドクターカーOJT開始
連休中のブログ更新.渡邉隆明先生のドクターカーOJTが開始になりました.皆様,よろしくお願い申し上げます.
渡邉隆明先生はその風貌から「マリオ先生」であったりとか,「フレディ・マーキュリー」と皆から愛される元応援団長で救急外傷外科医です.本日は藤崎先生を指導医に外傷,内因性など現場出動を行い,病院前救急診療を学びます!
センターに到着すればしっかりとiPadで記録を行います.隣の華房先生が記録の指導.早く慣れちゃって下さいねー
本日もドクターカーは昼夜を問わずに大活躍です.センターにもひっきりなしに救急車がやってきます.
世間は連休のようですが,救命救急センターは24時間365日交代制勤務で地域医療を支え続けています.
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