2015年6月6日土曜日

6月6日 SHIP CHANGE

JA822HからJA833Hへのship changeが行われました.JA822Hが定期点検に入るからです.しばらくは一番新しい機体(機種は同じEC-135)・JA833Hが北近畿エリアを守ります.

変わらない忙しさの運航時間終了後,機体の入れ替え作業が始まります.作業はTECCMCのヘリポート,格納庫で行われます.



2機を格納庫に収納し作業開始です.JA822Hの機内機材をJA833Hの機内へ.明日の運航,医療が変わりなく行われるためにも慎重な作業が続きます.


運航スタッフ,医療スタッフが協力して行う作業です.


機材を搭載する前のJA833H機内.ここがICU並みの機能を持つスペースに変わっていきます.


TECCMCの新たな仲間「JA833H」.よろしくお願いします!














6月4日-6日 第18回日本臨床救急医学会総会・学術集会

第18回日本臨床救急医学会総会・学術集会が開催され,TECCMCからはセンター長,前山先生が発表,出席しました.




センター長
・社員総会(評議員会)
メディカルコントロール協議会連絡会
・シンポジウム発表 「一地方都市における救命救急センターの取り組み」
・パネルディスカッション発表 「効果的なドクターヘリ運用がもたらす有用性」
・シンポジウム座長 「地方における救急医の建前と本音」 
・ビジネスミーティング
・6日午後からは大阪に移動し「第6回関西急性血液浄化技術ミーティング」で「重症敗血症・敗血症性ショックに対する治療戦略の実際~血液浄化療法は有効な道具??~」と題した特別講演を行っています.

前山先生
・パネルディスカッション 「ドクターヘリは心停止蘇生後の社会復帰率を向上させる一つの方策である」




総じて当地域におけるMC体制・取り組み,救急医療体制,地域貢献は適確かつ確実なものであることが確認されました.TECCMCは非都市部の救命救急センターではありますが,非都市部の利点を最大限に活用し,都市部に劣ることない診療の量・質を提供しています.是非,この実態をその目でお確かめ下さい.見学,大歓迎です.今回も多くの関係者の方々と交流させていただきました.今後ともご指導,ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます.


TECCMCは臨床のみならず,質の高い学術活動にも全力で取り組んでおります.豊富な症例数を元に,臨床の経験を科学的に評価することも必要なことです.



2015年6月3日水曜日

6月3日 今年もトライやるウィーク

今年も当地域の中学生たちがTECCMCにやってきました.体験学習「トライやるウィーク」です.今年も前山先生を中心に・・・
・医療職,救急医への道(ミニミニレクチャー)
・体験!BLS
・清潔になってみよう,術衣装着の体験
・ドクターヘリ・カーの見学
を行いました.



写真は前山先生からいただいて^^ 今回来てくれた中学生の皆さん,将来は一緒にTECCMCで働きましょう!待ってます!!





2015年6月2日火曜日

6月2日 ドクターヘリ消防本部別症例検討会

本日は丹波市消防本部でドクターヘリ症例検討会を開催しました.ドクターヘリ症例検討会は各消防本部年2回ずつ(上半期,下半期),基地病院スタッフがお邪魔して開催しております.


丹波の美味しい水をいただきながら^^


症例では「VF・CPA事案」では,
・覚知同時要請ではあるが,さらに早いヘリ要請は可能であったか?
・但馬地域と丹波地域における救急隊活動プロトコールの相違を確認
・特定行為の実施について
・E-CPRへ早期につなげること!
を検証しました.

「自宅分娩事案」では,
・前山先生から新生児対応のミニレクチャー
・地域における周産期医療の現状確認
・ドクターヘリ活用に関する確認
を検証しました.

「多数傷病者,現場直近着陸事案」では,
・本部から現場が近くても,救急隊現着後の判断ではなく消防覚知同時要請の徹底を!
・現場指揮者の必要性,必須化
・トリアージタッグの活用
・現場救急隊,消防本部,ヘリスタッフとの情報共有を密に行い,安全かつ連携のとれたミッション完遂を行うこと
を検証しました.

また昨年度の消防統計からドクターヘリ要請に係るアンダートリアージを検証しています.

このような検討会が,より良いドクターヘリ事業につながり,地域に少しでもお役に立てる結果につながれば良いですね.今後ともよろしくお願い申し上げます.

最後は救助工作車にテンションの上がるフライトナースの皆様.しっかりお仕事した後のいつものマニアックな楽しみですね.




2015年5月31日日曜日

5月31日 5月のドクターヘリ・カー事業実績とレジナビ

2015年5月のドクターヘリ・カー事業の実績報告です.

ドクターヘリ
・要請件数 185件
・出動件数 162件(現場出動 116件,施設間搬送 5件,離陸後キャンセル 41件)
・離陸前キャンセル 23件(天候不良 5件,重複要請 10件,その他 8件),内ドクターカーによる補完 8件

ドクターカー
・出動件数 108件(現場出動 57件,出動後キャンセル 51件)

今月も効果絶大な事業となっております.消防はじめ関係機関の皆様のご理解,ご協力に感謝申し上げます.引き続きよろしくお願い申し上げます.

さて,本日は大阪で開催されました「レジナビ」にセンター長,前山先生,杉野先生が参戦しました.


来年度以降,後期研修をどこで行うか?いってみれば病院の合同会社説明会みたいなものです.TECCMCの報道番組,PVを流しながらのブース展示を行いました.何人かの若い先生がお越しになり,TECCMCの魅力をお伝えしました.さて,仲間が増えるでしょうか??


こんな3人がこんな格好で会場内をうろついてました・・・




2015年5月30日土曜日

5月30日 またまた現場へ

ドクターヘリがランデブーポイントに着陸し,医療スタッフが現場に行っている間ドクターヘリは近所の子供達に開放.運航スタッフの皆様が案内役です.これも大切なことですね.


パラグライダー墜落.ランデブーポイントに着陸,医療スタッフは徒歩で現場へ.山道を登っていると1台の軽トラックが.山道は4WDの軽トラックなら楽々.現場で外傷初期診療,ヘリ搬送で医療介入も搬送時間も大幅短縮です.


乗用車とトラックの衝突事故.複数傷病者発生!フライトドクター1名を追加したドクターヘリは現場直近に着陸,消防と協力しての現場対応.重症患者のピストン搬送からの緊急手術.今回も効果発揮です.


山岳事案.山中への直近着陸.救助された傷病者へ山中を歩いて接触です.


交通外傷,閉じ込め事案.ランデブーポイントから支援車で現場へ.消防と協力し現場からの外傷診療.生理学的徴候を安定化させながらTECCMCへ.センター内では整形外科医・門馬先生が待ち構えての緊急手術.


ここ数日の事案のほんの一部と出来事を振り返りました.




2015年5月25日月曜日

5月25日 現場へ

病院前救急診療の意義は早期医療介入です.安全に最速の医療提供こそが予後改善につながります.

ランデブーポイントから支援車で現場投入.一番多いパターンです.もちろんPPEはしっかりと.オリジナル資機材バッグも背中にフィットします.


複数傷病者事案では現場直近着陸もあり.地上,上空から安全を確認し着陸.医療スタッフはダッシュで現場へ.先着救急隊隊長が指揮を執っているので情報共有し現場活動方針,搬送順位,搬送手段を決めていきます.ドクターヘリで胸部外傷の「赤」患者を,救急車で「黄」患者を搬送です.



傷病者の緊急度,ランデブーポイントからの距離などなどを考え,現場直近に着陸することもあります.転落からの頭部外傷.現場から外傷初期診療を開始し,センター内ではdirect trauma pan-scan CT.あっという間に根治的治療開始です.ちなみに近所の方曰く,「ここにヘリが降りたの○回目だ」そうです.地域密着型ドクターヘリ・・・地域の皆様のご理解とご協力に感謝です.



本日の1枚は晴天の鳥取砂丘.上空から見ると意外と小さな砂丘ですが,実際に歩くと・・・皆様,是非ご体験下さい.


ついでの1枚.D-SAKU先生の筋トレ事情.off timeにせっせと腹筋しておられます.どこへ向かいのかD-SAKU先生・・・引き続きのレポートをお待ち下さい.














2015年5月22日金曜日

5月22日 日常

ブログ更新が溜まり気味で,夏休みの終わりにため込んだ絵日記を書く小学生状態です^^;

5月は五月晴れが続きます.上空から当院を撮影.丘の上というよりは山の上.ヘリポート・BLUE BASEの院内への近さがわかりますでしょうか.


連日,病院前救急診療は活用されています.もちろんセンター内でも日常の救急医療が提供されています.


たまにはこんな日常の風景を載せてみました.



2015年5月19日火曜日

5月19日 ドクターヘリ・カー消防本部別症例検討会

本日は今年度第1回目のドクターヘリ・カー消防本部別症例検討会を豊岡市消防本部で開催しました.

昨年度1年間の全救急事案からドクターヘリ・カー要請に関するアンダートリアージ事案を抽出する作業を行っていただきました.結果,アンダートリアージ「ゼロ」.必要事案には全て病院前救急診療が提供されたということです.また覚知同時要請率は89%.時間も考慮されています.その結果,preventable deathは当地域には無し!引き続きよろしくお願い申し上げます.

朝一番の青空の下,機内チェック.この日,どんな事案に出動するのでしょうか??


墜落事案.ランデブーポイントで救急隊が医療スタッフをピックアップし現場へ.救急車内へ収容,ランデブーポイントに向かいながらの外傷初期診療継続です.PPEに無線に当たり前の装備です.


センター内では引き続きの外傷診療.ICUでも重症管理が行われています.たまには「魚眼レンズ」を使った画像をどうぞ.


夜は今月からTECCMCへ研修に来られている星野先生の歓迎会!本日はヘリポートから初療搬入までの後ろ姿をご紹介^^ 星野先生,3ヶ月よろしくお願いしますm(_ _)m




2015年5月16日土曜日

5月16日 第19回日本救急医学会九州地方会にお招きいただきました

気がつけばブログ更新が滞っております・・・頑張ってTECCMCの日常をお伝えしたいと思いますm(_ _)m

第19回日本救急医学会九州地方会でセンター長がお話しさせていただきました.






病院前救急診療を用いた地域救急医療システム構築とその効果について約1時間,皆様にお付き合いいただきました.九州の皆様,ありがとうございました!今後ともよろしくお願い申し上げます.

TECCMCでは変わらずの日常です.重症骨盤骨折,ショック事案では覚知同時要請からの現場直近着陸,救急隊と同着,速やかな外傷初期診療からセンター搬入.もちろん予後良好です.


5月上旬から長期に渡り取材が入っております.今回は病院前救急診療にスポットを当てていただき,ドクターヘリ,ドクターカーそこから始まる救急医療を伝えていただきます.放送日はあらためて・・・^^ お待ち下さい!


5月は良いお天気が続き心地良いですね.TECCMCのスタッフも自転車通勤に余暇の運動に五月晴れを堪能しております.






2015年5月5日火曜日

5月5日 こどもの日も最速医療介入

本日は五月晴れのこどもの日.心地良い日が続きます.皆様,いかがお過ごしでしょうか^^

こんな日も朝からドクターヘリは大空に舞い上がります.「峠,事故で10m転落,詳細不明」 上空から峠の斜面下の傷病者を発見,現場直近の空き地にドクターヘリは着陸,医療スタッフはダッシュで現場へ.ちょうど救急隊も現着し,共に安全を確認し斜面下の傷病者のもとへ.外傷初期診療,全脊柱固定,舟形担架を用いての救助,そしてそのままドクターヘリへ収容.推定医療介入短縮時間は1時間以上のミッションです.


「乗用車の転落,横転,閉じ込めあり」でドクターヘリは再び舞い上がります.上空から現場状況を確認,消防から患者情報を収集しランデブーポイント着陸で救急隊到着を待つよりも現場直近着陸からの早期医療介入が有効と判断します.現場直近の農道に着陸,医療スタッフはダッシュで現場へ.現場指揮所でミッションの確認し現場に入ります.患者は2名,1名は救出済み,1名はちょうど救出されたところです.藤原先生は先に救出された患者の外傷初期診療にかかり,そのまま救急車同乗で近隣病院へ陸送です.センター長,藤巻看護師は後から救助された患者へ・・・「ここでEFT!」センター長の一声.そして蘇生治療を行いながらあぜ道をドクターヘリに搬入します.患者接触から離陸まで10分.機内では左鎖骨にIOI確保,AWSを用いた経口気管挿管などの蘇生治療によりTECCMC搬入までにROSCです.


ドクターヘリミッションのほんの一部分ですが,本日もよく走りました.日差しも強く毎日,新しい帽子も活躍です.「但馬ソロプチミスト」様からのご寄付です.ありがとうございます.待機終了後は機体の定期エンジンチェックで医療スタッフは「重り」の役目.このミッションで人生初のヘリ乗り込みを果たした安田先生.フライトドクター目指して日々頑張ってます.


明日は連休最終日.平穏な最終日になることを祈ります.




2015年5月3日日曜日

5月3日 こんな日も

ドクターヘリ出動12件,緊急手術4件,明け方のVA-ECMO対応.こんな1日もあります.ドクターヘリ補完出動のドクターカー,on call呼び出し対応の救急医,居残り救急医・・・24時間全力で対応です.

交通外傷事案では国道脇のチェーン脱着場着陸からのEFT.そのままTECCMC搬入.ヘリポートへ出迎える初療担当の救急医.


こんな日もチーム医療で乗り切ります.




2015年5月2日土曜日

5月2日 五月晴れ

五月晴れの連休.雲一つ無い青空が広がります.


気温も上昇し,ヘリスタッフも脱水防止に適宜水分補給.現場では全力活動なので汗びっしょりの場面も.本日は9件要請,9件応需の1日でした.急性心筋梗塞,目撃ありCPAは現場でROSCからの低温療法へ,重症頭部外傷,脳梗塞,熱中症,ショックなど.内因性,外因性,老若男女,多種多様な事案に対応します.


そんな中,覚知同時要請で「モーターグライダー墜落,意識朦朧」でドクターヘリが離陸します.上空から現場を確認,救急隊も今現着した模様.ランデブーポイント着陸し支援隊と共に現場へ移動するよりも,現場直近の駐車場に着陸,そのままダッシュで現場対応する方が良いと判断します.安全に十分留意し着陸!


着陸までの間に輸液,サムスリング,エコーなどなどの準備を執り行います.現場では救急隊と共に外傷初期診療と救助開始.全脊柱固定し救助完了.そのままヘリ機内へ収容し,機内で末梢ルート確保,継続的な外傷診療を行いながらTECCMC搬入です.陸送なら40分以上かかるところを空路なら7分程度.重症外傷も何事もないかのような経過となります.覚知同時要請,早期医療介入,搬送時間短縮,外傷事案集約化の効果です.


これからの時期,土,砂のグラウンドは砂塵の影響が懸念されます.消防の支援隊の方々のご尽力により,散水が行われます.しかし,あっという間に乾燥・・・やはりアスファルト,芝など,散水不要の着陸ポイントが不可欠です.行政はじめ,地域の皆様のご理解,ご協力を引き続き賜る必要があります.


本日も朝から日没までドクターヘリを有効に活用していただきました.撤収時には「月」.そんな中,濱フライトナースは機内収容されたまま格納庫へ・・・機内整備・撤収,まだまだお仕事が残っているようです.


はい,本日もお疲れ様でした.



2015年5月1日金曜日

5月1日 今日から5月,さて4月の実績は?

今日から5月です.世間はゴールデンウィーク真っ只中,晴天が続いています.そんな中でも救命救急センターはフル稼動,ドクターヘリもフル稼動です.


日本のマチュピチュ・竹田城もコウノトリ但馬空港も青空に映えます.


人が活動的になれば事故も増えます.覚知同時要請「人が農耕機と壁に挟まれた」でドクターヘリは離陸します.状況から早期医療介入が必要と判断,農道の十字路に着陸,医療スタッフはダッシュで現場へ.ちょうど救助された傷病者に接触,外傷初期診療開始,そのままヘリ搬入,TECCMCへ離陸です.


センター内ではショックモードからのガーゼパッキングに創外固定.病院前から始まる外傷診療,本日も効果絶大です.


さて,4月のドクターヘリ・ドクターカーの実績です.

ドクターヘリ
・要請件数 157件
・出動件数 132件(現場出動 84件,施設間搬送 4件,離陸後キャンセル 44件)
・離陸前キャンセル 25件(天候不良 13件,重複要請 5件,その他 7件),内ドクターカーによる補完 12件

ドクターカー
・出動件数 122件(現場出動 78件,出動後キャンセル 44件)

ドクターヘリの累計出動件数は6500件を超え,ドクターカーの累計出動件数は5000件を超えました.これも要請元である消防機関の方々のご尽力の賜であります.期待に応えられますよう,スタッフ一同精進いたします.今後とも引き続きよろしくお願い申し上げます.