2012年12月14日金曜日

12月14日 打って変わって

先日までの悪天候がウソのように,ここ数日は青空が見えます.朝晩の霧は濃いのは変わらずですが・・・


さて,本日は福岡大学救急医学講座主任教授・石倉先生をお招きして,DICに関するお話しうかがいました.基礎から臨床まで大変分かりやすくご講義いただき,参加者一同「目から鱗」でありました.このように基礎病態,集中治療管理を学ぶ環境も大切です.遠路お越しいただき感謝申し上げます.

石倉先生の許可をいただき,センター長との2 shot写真を掲載します.




天候さえ問題なければ,ドクターヘリは西へ東へ飛び回ります.もちろん,TECCMC近隣やヘリの補完出動でドクターカーもフル活動です.病院前救急診療の意義を理解してくれている消防あっての事業は,確実にその成果を上げています.ありがたいことです.


青空に雪景色.そのコントラストは何とも言えず美しいものです.神鍋高原,鳥取平野,雲の上を撮ってみました.

 地上は数cmの積雪があります.ストレッチャー移動のためには雪かきが必要です.消防の皆様の協力により除雪が行われます.また,上空から着陸ポイントを見定めるためにも目印が必要になってきます.今シーズンも「バスクリン」が大活躍!多くの方々の協力により,患者さんの命が救われています.




脳血管障害,凍結に伴う転倒による頭部外傷が増えています.現場からの気管挿管を含めた初期対応による2次性脳損傷の防止が生命・神経学的予後の改善に直結します.この冬も的確な「覚知同時要請」をよろしくお願い申し上げます.