2016年1月6日水曜日

1月6日 ある1日

軽トラックの単独事故,覚知同時要請でドクターヘリが離陸します.現場上空まで10分弱,救急隊の現着直後です.上空から活動状況を,車体の破損状況を確認し早期医療介入の必要性を判断します.消防本部,支援隊,救急隊に無線で現場直近着陸の連絡を行い,確認後に安全に配慮して着陸です.


ヘルメットなどの個人防御を装着した医療スタッフが現場にダッシュで投入されます.結果,傷病者は3名.医療トリアージ,外傷初期診療を同時に行い,優先順位,搬送手段を消防と協議して決定します.現場から直接ドクターヘリ内へ傷病者を搬入しTECCMCへ.覚知から20分程度で全傷病者が搬送開始!


「意識無し」での覚知同時要請でドクターヘリが離陸します.ランデブーポイントへ着陸,救急隊は他部署からの出動でまだ現着していません.医療スタッフは支援車で現場へ.気道確保,薬剤投与などの初期診療を行い,救急隊の到着を待ってランデブーポイントへ.TECCMC搬入後は迅速な緊急手術!

この他にも4件ほど出動,対応したとある1日でした.

出動からTECCMC搬入,帰院まで40分以内で終了する事案が多く,1日5,6件程度の出動,対応では疲労感すら感じないとあるフライトナースは言っておりました.確かに!大きく同意するスタッフ達です.時間を意識した対応,現場活動はこんな効果ももたらしていたようです.