2019年3月20日水曜日

3月20日 「但馬脳卒中医療連携の会」に「第24回日本災害医学会」に

連日の重症症例の搬入に緊急手術も重なります.TECCMC勤務者総動員で対応,救命し続けます.

そんな日常診療の中,3月16日(土)に多職種で脳卒中診療について但馬地域全域で学びの場が提供されました.その名も「但馬脳卒中医療連携の会」.以前豊岡病院脳外科に勤務され,現在は地域の診療所に勤務されている千葉先生の発案,企画です.


当院からは脳外科の岡村先生,TECCMCの小林センター長,座長に神経内科の松島先生と脳卒中診療ではいつも連携を組んでいる先生方が発表,担当されました.また千葉先生の取りまとめでご講演いただいた湧川先生を交えて,またフロアの多職種の皆様にも参加していただきフリーディスカッション.これで益々但馬地域脳卒中診療の質は向上は間違いなし!ご参加いただいた広瀬養父市長からも称賛をいただきました.

地域で取り組む診療体制,これこそが但馬地域の強みですね.

3月18日,19日はセンター長が「第24回日本災害医学会」に参加,発表してきました.災害の多い本邦,その経験など多くの職種で共有することは重要です.さて,日本の災害医療はどこに進みますかねえ・・・


日常診療の延長線上にある局地災害,複数傷病者対応に対応し続けることも大切な広域災害対応の準備につながります.センター長の発表はデータに基づいたそんな主旨の発表でした.主催されました本間教授,お疲れ様でした.日本で一番人口が少ない鳥取県は米子市で開催された全国学会でした.