2019年3月8日金曜日

3月8日 第55回日本腹部救急医学会で初!

今週は5日(火)に定例となっている消防本部別ドクターヘリ症例検討会を福知山市消防本部で開催しました.福知山市民病院の北川先生,吉岡先生にも同席していただきました.要請件数,内容などまだまだ改善,解決すべき課題が山積みな状況ですが,根気強く議論を続けたいと思います.

さて,3月は学会が目白押し.先日の日本集中治療医学会に続き,今週7日,8日は第55回日本腹部救急医学会(仙台市)に参加,発表してきました.


センター長は,
 発表(主題関連):腹部救急医療体制を構築するための方略
 座長(パネルディスカッション):Open Abdominen Managementの諸問題
松村先生は,
 発表(要望演題):膵周囲気腫像を合併した重症急性膵炎に対して集学的治療を行った1救命例
柿崎先生は,
 発表(生涯忘れられないこの1例):集学的加療により救命し得たClostridium perfringersによる肝膿瘍の1症例
上記内容で参加しました.臨床研究,症例報告共に厳しい予演をクリアした発表内容,スライド,プレゼン方法で挑み,松村先生,柿崎先生は発表後に「attractive!!」とお褒めの言葉をいただきました.そして柿崎先生は「初」の学会発表でもありました.


発表原稿は全て記憶し,質疑応答も堂々とした受け答え.新奇性を示す内容にプレゼン能力の高さを見せつけ,初めてにしては合格ラインに達していました.はい,松村先生,柿崎先生,論文にしちゃいましょうーねーーー^^

学会中も緊急手術が続き,初療も相変わらずの賑わいでした.留守を守ってくださったスタッフの皆様に感謝しつつ参加した3名で記念撮影を行い仙台を後にしました.


TECCMCは臨床も研究も学会発表も論文作成も全力で取り組んでいます.そんな日常の一コマを紹介しました.