2020年5月22日金曜日

5月22日 他機関連携

毎年恒例の鳥取県航空隊(鳥取県消防防災ヘリ)との合同訓練が始まりました。


当センターは兵庫県北部に位置します。鳥取県航空隊が待機する鳥取空港まで陸路で1時間少々、空路(回転翼)で15分です。ドクターヘリの目的は救急医を最速で現場投入、患者接触させ迅速に医療介入させることです。しかし、ドクターヘリは消防支援が無ければ原則着陸することが出来ません(まあ、出来なくさせられたが正しいでしょうか・・・)。山岳事案、高速道路上の事案など、単独でドクターヘリが現場直近着陸が出来ない事案など、フライトドクターを現場投入する目的で消防防災ヘリからホイストするという手段が1つあります。この手段を実践してしているのが鳥取県航空隊になります。まさに傷病者、住民の命を守るために何をすべきかを形にしている航空隊です。



安全かつ有効にこのような取り組みを実践するため、毎年この時期に合同訓練を実施しています。フライトスタッフはこの訓練に参加して初めて鳥取県消防防災ヘリに同乗することが許されるわけです。

当地域の安心、安全、救命率向上を目的に、今日も他機関連携・訓練に邁進しています。(TECCMC内は留守を守るスタッフたちにお任せ!)

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