着陸後,支援隊から情報を入手.トリアージー「赤」の傷病者は救急車内に収容,ランデブーポイントへ向かうとのこと.他,2名はまだ現場で救急隊活動中.医療トリアージをして欲しいとの要請です.
向かってきた救急車の対応は前山先生に任せ,小林はランデブーポイントからダッシュで200m先の事故現場へ.横転車両を横目にトリアージ.幸いにもABCDは問題なし.全身観察でも大きな損傷を疑う所見もありません.携帯で前山先生に連絡,「救急車の患者さんをヘリ搬送.他2名は救急隊に搬送をお願いすることにする.」 それだけ伝え,小林は現場からヘリまでの200mを再びダッシュし,ヘリ搭乗.ヘリと救急車で3
名の患者さんをTECCMCへ搬送です.
消防からの早期ヘリ要請がこのような現場活動を可能にするのです.
午後からはさらに3件出動.現場出動からの連続出動.前事案の患者さんを乗せたまま,次事案のランデブーポイントへ.そこで小林,安積看護師を降ろし前山先生だけで患者さんの搬送.小林,安積看護師はランデブーポイントで救急車にピックアップされ共に現場へ.現場活動中にヘリはピストン搬送で再びランデブーポイントへ飛んできます.そして,次の患者さんを搬送.これこそが,覚知同時要請だからこそ可能な連続ミッションなのです.
ドクターヘリ,医師の現場派遣など救急医療システムを有効に活用している消防本部です!
本日は4件出動.明日以降,天気が心配です・・・