2014年10月6日月曜日

10月6日 院内災害講演会

本日は県立広島病院救命救急センターの多田先生をお招きして、災害講演会を開催しました。今年8月に起きた広島市豪雨災害に対する初動からの対応を、現場の中心におられた先生から生の声を聞かせていただきました。


早朝に救命救急センター当直医として第一報を受けてからの行動、県立広島病院の対応、DMATとして現場出動した後の現地指揮本部に入られた後の行動などをクロノロを用いられ、詳細にご紹介いただきました。その中で出来たこと、出来なかったことを明示していただき、但馬地域の災害拠点病院、DMATを有する病院として今後の姿勢、取り組みに大いに参考になりました!


やはり災害現場の中心で活躍された先生のお話は説得力があります。災害は起きないにこしたことはありません。しかしながら日頃からの取り組みは大切です。日常していないこと、出来ないことは災害時にも出来ません。10年前の台風23号で多大な水害に見舞われた豊岡市の病院として、これからの10年を見据えた地域災害対応に引き続き邁進いたします。

講演会終了後はTECCMCスタッフとの懇親会。ここでも人の輪が広がりました。何事においても横のつながりは宝物ですから^^


多田先生、遠路お越しいただき貴重なお話をうかがい感謝申し上げます。今後ともよろしくお願い申し上げます。