2012年10月20日土曜日

10月20日 お話ししてきました

本日は京都府京丹後市にある峰山高等学校のPTAの皆様にお招きいただき,1時間半ほどお話しをさせていただきました.

京丹後市は京都府の北部(丹後地域),日本海に面する街です.当センターのある豊岡市のお隣,医療圏,生活圏の一部は豊岡市にもなっています.そしてもちろんドクターヘリの運航エリア.しかし残念ながら未だドクターカーの運行エリアにはなっていません・・・同心円では十分カバー可能なエリアなのですが,まだまだ行政側の理解などが得られません.地域救急医療システムの一部と考えていただければと思うのですが・・・


さて秋晴れの中,会場である「京丹後市アグリセンター大宮 多目的ホール」に到着です.TECCMCから安全運転の自家用車で約50分.おお,こんな大きな看板が!


本日のお題は「救命医療の現場から 大切な命を守るために」です.


1)日本の救急医療の現状
2)地方の救急医療の現状
3)救命の連鎖;一般市民の勇気が救命率を上げている
4)早期医療介入の重要性
5)適切な病院選定,搬送の必要性
6)救急医療システムの手段;ドクターヘリ,ドクターカー
7)そしてその効果
8)救急医療は「地場産業」「チーム医療」

こんな内容でお話ししました.100名を越える方々にお越しいただきました.企画,運営を担当されました関係者の皆様に感謝申し上げます.


地域に根付いた救急医療を行うには,地域住民の皆様のご理解,ご協力が必要です.その地域の現状,既存の医療システムなど,伝わっていない事実があるのが現状です.今後もこのような機会があれば,出かけていきたいと思います.


本日はありがとうございました.