2013年7月21日日曜日

7月21日 JPTEC, MCLS, それから・・・

多職種で学ぶことは大切です.チーム医療の実践のためには共通した知識,認識,標準化が必要です.またメディカルコントロールにおけるプロトコールを遵守するためにも教育が必須です.

ということで,20日に病院前外傷救護の教育コース「JPTEC」,21日に災害対応の教育コース「MCLS」を当センターで開催しました.多くの方々に参加していただき,非常に学び多き有意義な2日間となりました.

コース中の画像はアップ禁止なので,張り紙とポロシャツ画像(前山先生撮影)^^


2 days終了して,姫路チームの皆様とのshot.遠路ご尽力賜り感謝,感謝です.


各コースに受講,指導,お手伝いなどで参加していただきました皆様,本当にありがとうございました.またお疲れ様でした.今後ともよろしくお願い申し上げます.


コース開催中もTECCMCは通常診療.初療は常にプチ災害状態,スタッフは気を緩める瞬間もなく・・・

ドクターヘリは山岳事案,水難事案,外傷事案など,なかなかヘビーな事案に連続で対応します.そんな中,報道でご存じかと思いますが,但馬空港でのセスナ墜落の一報.ドクターヘリは三浦先生,中嶋先生,濱看護師の通常スタッフに,センター長を追加して現場に飛びます.


現場ではセンター長を医療統括者に,消防の現場統括者と活動方針を決定します.お互いに情報共有し,協議しつつの現場対応.顔の見える関係がいかに強いかあらためて実感です.

傷病者3名に対して,現場救急医は3名.もはや通常の救急事案と同じです.搬送はホットラインへの連絡無しに全員受入可能.日勤責任者の岡先生,さすが災害も知る救急医.現場と救命救急センターがまさにシームレス! 救助された順番に治療を行いながら,救急車2台,ドクターヘリでTECCMCへ搬送です.


でもいろんな事が起こりますねえ・・・暑い夏,どうぞ皆様ご自愛下さい.