急性心不全.低酸素血症に対する治療戦略は?CHDFによる水引?IABP+vv ECMOによるサポートは??チームによる経時的な検討,治療により数時間後にはcriticalな状況からすっかり離脱.振り返れば何てことはないんですが,一瞬,一瞬の判断が正しかった結果だから何てことなかったように思えるんでしょうね.
ここ最近の救命救急センターのほんの一瞬を振り返ってみました.
さて,ドクターヘリ事案ではフライトドクターが救急車同乗で近医へ搬送することもあります.搬送中,ドクターヘリは近隣のヘリポートでフライトドクターの帰りを待ちつつ,別事案への対応待機を行います.そんな中,さすが但馬!野生の「カリン」を発見!!落下した果実をお持ち帰り.そして当日のフライトスタッフの似ても似つかない似顔絵を描きつつ・・・さて,誰でしょう???あっ,名前を書かれた人がいたようです^^
当ドクターヘリ事業の最大の特徴は「覚知同時要請」による「早期医療介入」.そして山岳事案.ランデブーポイントから支援車で山中へ.道無き道を上り,気管挿管,薬剤投与・・・BB固定しそこにいる人員で救助.支援車の荷台でさらに有効な治療を行うためにEFT.ヘリに搬入しTECCMCへ.待ち構える救命スタッフへ治療を引き継ぎます.
常にフルスイング.フルスイングの結果が当地域のoutcomeなのです.
さて,来週は第41回日本救急医学会です.TECCMCからはセンター長,永嶋先生,松井大作先生,前山先生が出動します.シンポ,パネル,一般演題などなどで発表します.学会に出席されます皆様,どうぞよろしくお願い申し上げます.