2013年10月4日金曜日

10月4日 当たり前に

ドクターヘリのミッションが終了し,帰投中の風景.我々にとっては当たり前の景色になっていますが,普通に考えればなかなか見られない光景です.決して都会とは言えませんが,穏やかな心和む地域です.



ドクターヘリは現場での救命医療の早期提供が一番のミッションです.救助事案では消防防災ヘリが活躍されます.当センターのヘリポートに消防防災ヘリが着陸する際には,当ドクターヘリは但馬空港へフライトスタッフと共に一時避難です.年に数回程度のことですが,ミッションを終了し給油のために但馬空港に飛来した消防防災ヘリとの2 shot.お互いにお疲れ様ですm(_ _)m ちなみに下段端のお茶目な藤崎ドクターと藤巻ナースの写真・・・但馬空港ロビー内に設置されています.日中は人気もありませんので,恥ずかしがらず是非ご体験下さい^^ 



多数傷病者事案ではフライトドクターを1名追加して,3名のフライトドクター,1名のフライトナースで現場に飛びます.消防がヘリ要請する際の情報で人員追加を決定しています.傷病者が多ければ医療者の数を増やすだけ.このミッションももはや当たり前に行われています.

現場からの救命治療.気管挿管,薬剤投与,ペーシング,開胸などなど.何を現場,救急車内で行うか,ヘリ機内で行えるか,そして現場滞在時間をいかに短縮し根治的治療に早期につなげられるか,フライトスタッフと現場救急隊・支援隊は協力しつつ当たり前の事を当たり前に行っています.

直近着陸&救助事案,現場投入も当たり前.安全に十分注意しながらの活動です.泥まみれになることもしばしば・・・^^; フライトスーツの替えは必須ですね.



メディカルスタッフが現場活動中,ランデブーポイント(特に学校のグラウンド)ではドクターヘリの見学会が運航スタッフによって行われます.騒音,砂塵,授業中断など,避けられない問題もありますが,このような見学会,説明機会が理解と協力を生んでくれます.ありがとうございますm(_ _)m でも,芝生化された学校のグラウンドはいろんな意味で良いですね〜



本日は当たり前の日常を徒然なるままに紹介しました.